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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 句美子 16-1

草摩家 句美子が帰宅して
台所に向かうとちひろが夕ご飯の支度を
始めるところだった

「ただいま」
「おかえり おさむさんの様子は?」

作業をしつつ句美子に問いかけるちひろ
句美子もエプロンを着けて手を洗いながら返す

「普段と変わらないよ ただ、しおりちゃんに怯えちゃったけど」
「え? しおりちゃん なにかしたの?」
「さゆりちゃんに妬いて…ちょっとね」
「やきもちは難しいよね 好きになればなおさら」
「そうだよね わたしは…変なのかな?」

そう言いながら首をかしげる句美子を見て

「句美子は…妬いたりしてないよね そういえば」
「うん と言うより…おさむくん わたしを求めすぎだし」
「なるほどね だから妬くほど不安もないのね」
「うん あ 忘れないうちに頼まないと…」

句美子が思い出したように言うと
「どうしたの?」という風に句美子を見るちひろ

「明後日 おさむくん 暗殺者のパスタ食べたいって」
「あ…あの…お焦げパスタね
 材料 明日買ってくるわ 何人分?」
「しおりちゃんのおかあさんも来るから…6人だけど
 お母さんもくる?」
「行ってもいいの?」
「特に問題ないと思うよ もう お母さんもわたしたちがしてること
 把握してるんだし?」
「そういえば…そうよね うん」
「こないだ作ったのは ゆかちゃんと真治くんいたから
 唐辛子抜きにしていたけど唐辛子も少し用意していいと思う」
「わかったわ あと 具材はどうしよう?」
「ピーマン ソーセージ辺りあればいいのかも
 おさむくんには野菜ジュースを飲ますけど」
「句美子って…そう言うところは…きちっとしてるよね」
「だって 野菜食べないから…わたしたちが食べさせなかったら」
「そんなに酷いの?」
「おばあちゃんの介助だと…まず食べないみたい」
「あらら…句美子の場合は黙って食べてるのね」
「うん わたしの言うことはちゃんと聞いてくれるよ」
「おさむさんにとって…句美子が特別なんだろうなぁ」
「ゆいちゃんもだけどね?」
「ゆいちゃんは…どうなの? 忙しいんだよね」
「うん 今日も4時半近くだもん
 時間作れないからやきもちはあるってゆいちゃんいってた」
「そうなのね ゆいちゃんも大変だね」
「うん…」

二人で会話をしつつ
夕ご飯の支度を進めていくのだった


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