小百合 処女卒業-4
優美と句美子がおさむを車に乗せるために車まで行く
そして、おさむを乗せると優美が車を走らせる
それを見届けたあと
句美子は居間に戻ってくる
句美子の姿を見ると詩織が話しかける
「くみこちゃん わたし暴走しかけてること
ゆいちゃん達と話してた」
「さっき 怯えたみたいだもんね」
「うん…お風呂場でも…」
「わたしと会話していたとき?」
小百合がそこで詩織に確認すると
詩織はうつむきながら
「おちんちん 強く握っちゃった」
3人とも詩織を見返しつつため息をつく
「しおりちゃん 自覚はしてるようだから何も言わない」
「ゆいちゃん…わたし…嫌な子になってしまいそうで怖い」
優依の言葉に詩織がそう返すと
小百合が詩織に話しかける
「わたしだって 嫉妬してることあるし しおりちゃんだけじゃないから」
「さゆりちゃん…」
「この中で1番 人間出来てるの くーちゃんだと思うし
わたしも嫉妬してることあるから」
「え? ゆいちゃんも嫉妬? それに…わたしそんなに人間出来てる?」
驚いたように言う句美子
「もちろん 嫉妬してるよ わたし 忙しくて
機会が少ないんだから…」
「あ…うん」
「「そうだね」」
「くーちゃんは…わたしのかわりというポジションでも
嫌がってないよね」
「うん 別に問題ないかな…」
「あと しおりちゃんが嫉妬していることにも気を遣っていたよね」
「それはあるかも…しおりちゃんまで暴走したら困るし」
「くみこちゃん…今日のお風呂もわたしに譲ったよね」
「うん…おさむくんはわたしがよかったみたいだけど
受け入れたら…しおりちゃん病むでしょ?」
「それは…うん…そうかも またくみこちゃんって思ってしまう」
詩織も自覚あるからうつむきながら答える
「結局 今日もしおりちゃんからあずかったあと脱衣所で
してあげたけど」
「「えっ?」」
句美子の言葉に詩織と小百合が驚いて声を上げる
「気づいてなかった」
「わたしも……気づかなかった…おさむくん 3回射精したことになるよね?」
「うん さゆりちゃん さゆりちゃんの中に2回したんでしょ?」
「うん おちんちんぬいたあと いっぱいあふれ出ていたもん」
「しおりちゃん 嫉妬するのは…それだけ おさむくんが好きってことでしょ?」
句美子が詩織にそう問いかけると
はっとした様子で目を開く
「好きだから他の女の子に負けたくないって思っちゃうんだよね
ゆきちゃんもそうなんだろうね きっと」
「ゆきちゃんは…そうね あと…あの子は
わたしに対するコンプレックスも関係してると思うから」
詩織の言葉に優依が続けると
句美子と小百合がうなずいたあと
句美子が首をかしげつつ言う
「ゆいちゃんへのコンプレックスはわかるんだけど
どうして…わたしに対しても?と言うのがあるかな」
「「「あ…それは」」」
3人は思い当たるように呟いたあと
詩織が句美子に言う
「だって くみこちゃん ものすごく良い子だし
胸もあるから…」
「いつも おさむくんがくみこちゃんに抱っこしているのみていて
わたしも嫉妬しているもん」
「しおりちゃん さゆりちゃん そういう理由なのね」
「「うん…」」
「あとね くーちゃん 面倒見もいいし
気がつくしなにからなにまで良い子だから
余計にゆきちゃんがいやなんだと思うよ」
「ゆきちゃん…そうなのね」
そこで詩織は自分の顔を2回
パンパンと叩いたあとで
「嫉妬はしちゃうけど それを態度に出さないように心がけるね」
「わたしも気をつけないとね」
詩織の言葉に小百合も気をつけることを誓うのだった
「さて わたしはそろそろ夕ご飯の支度するけど…」
「あ うん わたしたちも戻るね」
「「うん わたしも」」
そこまで黙っていた優花も
「くみおねえちゃん達またね」
「「「うん」」」
句美子達がそれぞれ帰宅していく
そのあと優花が優依に話しかける
「おねえちゃん わたしもまだあきらめてないからね」
「うん 優花もおさむくんのことすきなんでしょ」
「うん」
「優花にもとられないように わたしも頑張らないとね」
「おねえちゃんよりかわいくなるから…」
「あは 負けないよ♪」
こんなやりとりをしたあと
優依は台所に向かうのだった