第四十三章 最後の射精-1
第四十三章 最後の射精
「ああ・・・い、いい・・・あ、あなたぁ」
「綺麗だよ・・・かおり・・・」
かおりさんと藤本さんが見つめ合い、愛の言葉を交わしている。
正常位で繋がる二人は、本当に幸せそうだ。
「裕君・・・ああ・・・裕君・・・」
映見の声が愛おしくて、僕はその可愛い頬をなでてあげた。
「愛しているよ、映見・・・」
僕の囁きをもっと聞こうとして、映見の両腕が首にまきつき、引き寄せる。
「んふぅ・・・んん・・ふぐぅ・・・」
自然と唇が、舌が絡んでいく。
妻の柔らかい唇の感触が堪らない。
溢れる唾液をゴクゴクと飲み込んでいく。
かおりさんと藤本さんの唾液も混じっている。
僕達が何度もお互いのパートナーを交換して交わった証だ。
「裕太君・・・」
藤本さんの低い声が促すと、僕は映見の身体からペニスを引き抜いた。
「ああぁ・・・」
切ない表情の妻を置き去りにし、僕は隣のパートナーの両足を抱えた。
「あうぅっ・・・」
パックリと開いたヴァギナにコックを挿入すると、かおりさんが呻き声をあげた。
美しい顔が歪むさまは、何度みても飽きない。
それが、隣の男の人妻であればなおさらだ。