第四十三章 最後の射精-3
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【はあっ・・はあぁ・・はぁっはぁっ・・はぁっ】
男達の荒い息が重なる。
もう、どちらの声か判別がつかない。
今、繋がっているペニスと同様に。
バックと正常位で、何度も交わった。
お互いのパートナーを交換しながら。
何度、絶頂を迎えたのだろう。
激しいキスを、裕君と藤本さんと貪り合った。
かおりさんの味もした。
男達に貫かれながら、かおりさんと私は手を繋ぎ合っている。
沸き上がる快感を共有するかの如く。
お互いの夫も同時に分かち合っている。
「ああっ・・あああっ・・・も、もう・・だめぇ」
先に弱音を吐いたのは、私からだった。
これ以上は頭が破裂しそうだった。
かおりさんの指がギュッと力をこめてきた。
「ああっ・・・わ、私もっ・・・
だめっ・・・いくっ・・いっちゃうぅー」
私の言葉に安心したのか、フィニッシュを予感させる言葉を投げている。