くだらない話-1
御飯の香りが目覚まし時計。そんな生活にぃっのまにか慣れていたなぁ。前は朝飯何てたべなかったのに。
――くだらない話――
「お前何て巨乳の乳に挟まれて窒息死して死んでしまえ!!」
との馬鹿げた置き手紙を書いて、ミリは出て行った。彼女とは同棲して3年以上たつ。出て行っても一日すれば
「ケッケの好きなケチャップ買って来たから許してぇ。」 と、玄関でケチャップ片手に帰って来て
「はぁ。はぁ。好きだよ。圭介大すきだよ?」
Sexして仲直り。お決まりパターンなはずだった。
…しかし君は行方をくらませた。あいにくミリには友達が、俺とセッチとか言う女しかいない。だから宛が何もないのだ。
まぁそのうち帰ってくるだろぅ、と連絡を待って一月が起とうしていた。
少し厚めのジャケットを羽織ってバィクにエンジンをかける。憂鬱な帰り道。向かってくる風がいつにも増して冷たい。
それもそうだ。最近の俺は変だ。毎日のように仕事に遅れる。前までは無遅刻無欠勤で、朝から晩まで働いてたのに。
今ぢゃ5時起きが…
9時起きだ。
どっかの誰かが
「眠れない〜!!」
とか我が儘言うから寝ないでドラィブしてやった時何て、そのまま仕事だったょ。でもその日ゎ平気だったなぁ。
ぼけーっと運転してぃると、油っぽぃ匂いに鼻が咲く。
「天ぷらかぁ〜。」
バィクから降りてヘルメットを取ろうとした時、携帯がなった。
「圭介?今からあんたん家行っていい?つーかもぅ着てま〜す」
アパートの玄関に煙草をくわえて座っていた。京子は中学の同級生で、たまたま家が近かった。家に入るやいなや、ねっとりとしたキスをし、今日の鬱憤を晴らしてやろうと思った。鍵を閉めるのも忘れて俺は京子の…。
あぁ。そぅぃぇば、京子とやってる時にミリがきたんだったな。
京子がでかい胸を揺すりながら言う
「どうしたのよ?暖めてよ〜。」
俺は玄関に目をやった。
あの玄関で僕の小さな彼女は…
「帰ってくれ…」
「はぁ!!?」
「今、気分ぢゃなぃ。」
「…」
京子はシャワーを浴びた後、煙草の捨てガラと罵声を残し帰った。俺はお腹が減ったので、インスタントラーメンを作るコトにした。
久々に台所に立つ。なべを棚から出そうとした時…ミリの香りがした気がした。
「ケッケ!!」
ミリはバカみたぃなあだ名を俺につけた。大嫌いなあだ名。
…涙がなべの底に広がった。
俺何してんだろぅ。