女教師、最後の口腔奉仕。-3
肉棒をしごかれ、舌で胸元を舐められながら、睨みつけられる。
凛々しいその顔が、狂気を湛えているのすら美しい。
「今日で、最後にしよう。受け入れるって言ったのに……ごめんなさい。もうこれ以上、堀尾くんのこと、嫌いになりたくない」
思わず、翔は唇を結んだ。涙が出てしまいそうだった。
「仕事……やめたり、誰にも、言ったりしないから。その代わり……」
翔の胸元から腹へ、唇を移しながら、あれほど口で奉仕することを嫌がっていたのに……由美香は肉棒へキスを落とす。
「口で、してあげる。好きなんでしょ?」
「あ、ぁ……」
ローションにまみれて、テラテラと光る亀頭へ幾度もキスをされる。
翔は「最後にしよう」と言われた一言が悲しくて、唇を結ぼうとするのに、あまりの快感に口を半開きにさせてしまう。
「味……先のほう、しょっぱい」
「あ……だっ……て」
「下品なこと、して欲しいんだ」
由美香は言い終わると同時に、翔のペニスにしゃぶりついた。
じゅるじゅると音を立てて、口腔内に引き込み、顔を激しく動かす。
ローションと唾液で滑り、翔の肉棒に伝わる快感度が高まる。
腰ががくがくと震え、脳内が揺さぶられていく。
固い肉棒が脈動していく。
翔が何も言わずとも、口で奉仕されて嬉しくなってしまう。
「ん……ぅ……」
唇の隙間から漏れる甘い吐息。
真面目な女教師が、こんな卑猥なことをーー
「あ、やば……せんせ……っ。いく、いく……!」
「ん、ぐ……ぅ、んんっ」
由美香の喉の奥に、翔は勢いよく体液を放出せざるを得なかった。
どくどくと放出されるそれを、由美香は忌避しつつ、ごくん、と無理やり飲み込む。
慣れない粘つく感触に思わず吐きそうになるが、口元を手で押さえた。
「ん、く……っ」
明らかに嫌そうな顔を見て、翔の心がずきずきと痛む。
「いいよ、もっかい……する……」
辛そうな顔をしながら、再び由美香はそれに口をつけた。
付き合っていた男性にさえ、頼まれなければすることはなかった行為だと、由美香は言っていた。
翔との関係を最後にさせるために、そんなことをしてくれているーー翔は胸をずきずきと痛ませつつ、嬉しかった。
「せんせ……口でしなくても、多分……大丈夫。辛そうだから」
「大丈夫……。終わりにしてくれるなら、するよ……」
由美香の声は泣きそうだった。
(僕がさせたいことは、こんなことだったのかよ……)
後悔しても、もう遅い。
少し固さを帯びた逸物を再び口腔内に引き込み、由美香は舌を使ってじゅじゅると吸い上げる。
さらには親指で裏筋を擦り上げると、すぐさま先程のようにパンパンに逸物が腫れ上がる。
そんなに簡単に、膨張してしまうことが、翔は悲しかった。