女教師、最後の口腔奉仕。-2
バスルームから出ると、ベッドに腰掛けて、スマートフォンを触る由美香が目に入る。
バスローブがめくれて、そこから覗く長い脚を思わず凝視してしまう。
普段なら見えない素肌にどきどきと胸が高鳴る。
ガチガチに緊張しつつ、シャワーを浴びながらも、下半身のそれは治まらなかった。余計に、そこに血液が集中する。
翔はリュックの中から、蜂蜜をいれるようなプラスチックのボトルを取り出す。
先日のプレジャーオイルと異なる、いわゆる透明のローションだった。
それを持って、由美香の横に腰掛ける。
何も言えなかった。
由美香はスマートフォンを照明を操作するパネルの辺りに伏せて置いた。
パネルをカチカチと慣れない様子で触り、室内が薄暗くなっていく。
そして、翔の方へ振り返ると、手に持つボトルを奪った。
「あっ」
「使いたいの? これ、新品じゃないね。誰かに使ってるんだ」
そう言うとメガネを外し、スマートフォンの横に置く。
「あ、いや……人に、使ったことは、なくて……」
「ふーん。自分用なの。バスローブ、脱いでくれる?」
言われるまま、立ち上がり、バスローブを脱いだ。下着は身につけていない。
布団を剥がして、枕を腰に当てるような体勢で座る。
「緊張してる割に、ここは臨戦態勢なんだ」
無表情で由美香が言い放つ。
由美香はバスローブを身につけたまま、翔に向き直った。
ボトルのキャップを開けて手にそれを垂らす。
由美香は翔の右側に寄り添い、左手を腰に添えて、ローションにまみれた右手で肉棒を握った。
「ぅ……あ」
冷たいローションの感触と、由美香の手に、思わず声が出てしまう。
「こんなに、固くして……あたしみたいなおばさんじゃなくても、可愛い子いっぱいいるだろうに」
「ご、ごめんな……さいっ……」
思わず由美香の背中を引き寄せる。
由美香の香水の匂いが鼻腔に伝わり、理性が削られていく。
「何に対して謝ってるの。進路指導室でも乱暴したくせに……あの時の威勢の良さはどうしちゃったの、堀尾くん」
ラケットを握るように肉棒を優しく握られ、ゆっくりと手を動かされるだけで、自分の手でしごくよりも何倍も快感度が上がる。
「先生が……好き……だから……会いたくて……っ」
「下品で、何されてもいっちゃうような体を触るのが好きなんじゃないの?」
由美香は苛立ちを隠せず、そう言いながら胸元に唇を押し当てる。
「あ……っ」
汗ばんだ胸元を舌が這い、さらには乳頭にも舌が這わされる。
そして、脈動する肉棒をぬるぬるとした手でしごかれ、翔の頭がぼーっとしてくる。
だが、何とか言われた言葉を否定しようとする。
「ち、違う……っ。下品なんて、そんな……思ってないです……!」
「ーーあたしは、そう思わざるを得ないわよ。信じてた後輩にあんなことされて、自分の体が、下品で汚らわしいとしか思えない」