第四十一章 ルール違反-4
そして、それは4Pに変わっていく。
「んふぅ・・・裕君・・・あふぅ」
かおりさんの舌が僕の唇を、熱い息と共になぞっていた。
「すごい・・・なんて、いやらしいのぉ」
ピチャピチャと音を立てて、僕の首筋から唇まで何度も往復している。
「あああっ・・・おおぉ・・か、かおりさん」
こんな快感は味わったことがない。
かおりさんの潤んだ瞳を見つめながら、僕は切ない声を漏らすしかなかった。
かおりさんも興奮しているのだろう、貪るように舌を這わせてくる。
「ふぐぅっー・・・」
映見の曇った声が聞こえた。
藤本さんがグイと腰を突き上げたからだ。
映見の白いヒップを鷲づかみにする浅黒い手が、前後に揺れている。
「あはぁっ・・・ああっ・・あぐぅっ・・・」
強烈な刺激にペニスを放した映見の口から、藤本さんの突き上げに合わせた声が苦しそうに漏れていく。
「良かったな、映見・・・
どうだ、ダンナのペニスの味は・・・?」
わざと乱暴な言葉で、興奮を煽ろうとしている。