第四十章 映見を裕太が撮影する4(藤本夫妻編)-2
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「どうだっ映見ぃ・・・こんなに、濡らしてぇ」
「ああぁ・・そ、そんなぁ・・・あひぃっ」
四つ足にした私の腰をグリグリとローリングする藤本さんの言葉は、私の羞恥心を呼び覚ませる。
既に二人の男達と交わる姿を、夫である裕君に撮影されたというのに。
『ねぇ・・・見てぇ・・・
わたし、こんなに・・・いやらしいのぉ』
カメラに向かって、卑猥な言葉を投げかけていたのに。
それが、藤本さんにかかると元のウブな自分に帰ってしまう気がする。
フェラチオさえ知らなかった私を、この人はケダモノに変えたのだ。
「ああっ・・・いやっ・・いやぁ・・・」
初めてバックで犯された時を思い出し、私は泣きそうな声を漏らした。
「おおほぉ・・・そんなこと言って・・
凄い、締め付けだぞぉ・・・」
「ああっー・・・は、恥ずかしいっ・・・
い、いやぁ・・・」
少しでも気を緩めると、敏感な乳首を触りながら耳元で熱い息と共に、淫靡な言葉を投げかけてくる。
私は操り人形のように、この人の望み通りの反応をしめしてしまうのだ。