side 優依 52-1
橘家 9時過ぎ 優依の部屋
いつも通り優依はおさむにLINEをする時間になると
LINEを送る
「いる?」
「うん」
「いまなにしてたの?」
「特になにもしてなくて 9時前に
あやちゃん おしっこ介助にきてくれた」
「あやおねえちゃん 来てくれたのね
おしっこだけ?」
「今日は うん それだけ」
「そうなのね」
「昨日 わがまま言っちゃって…」
「あやおねえちゃんに?」
「ゆいちゃんとLINE終わったあとに
おしっこさせてもらって
できたらしてって」
「お口で?」
「うん」
「昨日 しおりちゃんにして貰えなくて
むらむらしてたからよね」
「うん」
「あやおねえちゃん お口だけ?」
「うん すぐ出ちゃうからすぐおわった」
「おさむくん そーよね すぐ出ちゃうよね」
「女の子としてはいや?」
「わたしは気にしてないかなぁ」
「よかった あと 今日 ありがと」
「うん 少しの時間だったから足りなかった?」
「ううん ゆいちゃんにだっこ出来て嬉しかったし
おちんちんもしてくれたから満たされてた」
「もう…ほんと わたしできる機会少ないから
我慢ばかりさせてるよね」
「今度の日曜日 いっぱいべったりするもん」
「10歳の子に言う言葉じゃないよね?」
「うん 甘えさせてくれて いつもありがと」
「ううん くーちゃんもでしょ」
「くみこちゃんの方がおおい うん」
「わたしが頼んだんだけど 妬けちゃうなぁ」
「暴走はしないよね?」
「あは 安心して しないから
今日も怯えていたよね しおりちゃんの嫉妬に?」
「うん」
「しおりちゃんも大丈夫だと思うよ?」
「くみこちゃんばかりに求めてるから…しおりちゃんが」
「胸のことよね?」
「たぶん」
「しおりちゃん もう少し経てば膨らんでくると思うし
焦らなくてもいいと思うんだよね わたしは」
「身長もそれなりにあるもんね しおりちゃん」
「うん そうだから膨らむのも時間の問題だよね」
「身長高めなのは さゆりちゃんもだよね」
「そうね 1番低いのがゆきちゃんよね」
「5人だとそうなるのね」
「おさむくん 胸膨らんだら舐めたいと思うよね?
しおりちゃんとさゆりちゃんも」
「うん」
「なら しおりちゃんも焦らなくてもいいね」
「うん ゆいちゃんの乳首 明日も舐めさせて貰えるの?」
「あしたは…お風呂上がり 服着せたりする時間でいっぱいになるから
難しいよ?」
「そっか 服着せて貰いながらおちんちんもさわって」
「うん それはするから 心配しないで」
(わたしにいっぱい触られたいと思ってくれるのはうれしい)
「たまには中出ししたいというのはダメ?」
(妊娠の危険性あるから…避けるべきなんだけど
わたしまだ初潮きてないからまだ平気かなぁ)
「おさむくんの部屋では難しいよね」
「うん お風呂すぐ入らないとまずいよね」
「そーよね するとしたら夏休みかなぁ
それまでに初潮来ちゃったら…だめだからね?」
「うん 妊娠はダメだもん」
「おさむくんの子ども 欲しいとは思うけど
まだ小学生だもん わたし」
「ゆいちゃんの人生壊すの嫌だし」
「ありがと 無責任に子ども作るのは避けないとね」
「うん うちがこんな身体だし ごめんなさい」
「障害のことはおさむくんが悪いことじゃないでしょ」
「でも…」
「もう…もし、おさむくんが普通の人だったら
わたしたち出逢ってなかったよ?」
「うん そうなるね ゆみちゃんにふられて
違う誰かと恋をして結婚していたかもしれないし
相変わらず独りでいたかも知れない」
「お母さんとどうなっていたかもわからないよね
そうなったら わたしも生まれてなかったよね」
「うん だから この身体になって出逢えたことはよかったのかな」
「そーだよ おさむくんと出逢えて
普通の小学生とは違う経験してるもん」
「ありがと ずっといてほしいけど それは難しいよね」
「そーね 中学高校とますます忙しくなるし」
「誰か好きな人出来ることも」
「そこは心配しないで」
「不安だもん」
「くーちゃんもわたしも施設に入っても会うからね?」
「施設かぁ 個室ならいいなぁ」
「大部屋の施設と個室の施設あるのね」
「うん 個室なら引き籠もりしてるだけで良いし
面会来てくれたときに
部屋でお昼ご飯食べさせて貰ったりてできるよね」
「そう言うの可能なところならいいよね
えっちは?」
「バレないようにするのは今のままでいいんじゃ?」
「手こきとかなら たしかに うん」
「いつ施設に行くかは未定だけど
どうなるんだろう」
「わたしが20までなるまでに可能性もあるよね」
「うん」
「でも 大人になってもおさむくんと関わるから」
「ありがと ゆいちゃんと出逢えてよかった」
「わたしも ありがと
そろそろ時間だね」
「うん あした」
「うん 明日ね おやすみ」
「おやすみなさい」
(施設かぁ いつか必ず来る未来だよね
おさむくんを養えるくらいの経済力があれば
おさむくんを引き取れるけど
現実的には無理だよね)
「ふぅ」
ため息をこぼしつつ
未来を考える優依だった