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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、同性後輩とのわからせ性交。-8

「酔っ払って、たくさん飲んだから何もできない、って言ったのよ。もし酔わなかったら、何かする気持ちがあったってことでしょ。
今まで、あなたたちの気持ちに気づかずに我慢させてたのは本当に申し訳ないと思う。だけど正直なところ、清香ちゃんがいなかったら多分、普通の精神状態で職場にいられなかった。本当に、唯一の救いなの。だから……」

「ーーわかります。すみません」

唇を震わせて、遮るように、拓真は言う。

「先生と平田さんと、三人で会いません。平田さんとも必要以上に会いません。約束します」

「そうしてくれると、助かる」

由美香は頷くと、ベッドへ戻って行った。
拓真も、続くようにマットレスへと寝転がる。
目を閉じると、すぐさま拓真は眠ってしまった。



*



「ーーしくん、高橋くん」

「ん……」

ゆさゆさと体をゆすられて、拓真はゆっくりと目を開ける。

由美香から借りたであろう部屋着を身につけた、清香が真上にいた。

「昨日飲みすぎた? 具合悪い?」

「ぅ……ん。俺、そんなに寝てた?」

「今、十時。昨日寝たの、多分てっぺん回ってなかったと思うんだよね。こんなに寝てるの珍しいから。てか、顔しろーい。お肌きれー」

無防備な姿の拓真に、清香はぷにぷにと頬を続く。
もし、清香の家に泊まりにきても、拓真は早く起きて爽やかに朝を迎えているところしか見たことがなかった。
清香は物珍しそうに、にこにこと笑って拓真を見下ろす。
昨日もそうだが、彼女は男性に対してほとんど免疫がないだろうにーー意図せず、拓真には触れるから拓真は驚いてしまう。

「こら、清香ちゃん。男の子にそんなことしないの」

由美香の声のする方を見ると、テーブルの上にマグカップを置いて、肘をつきながらこちらを見ているのがわかった。

「だって、こんな高橋くん見たことないから」

「運転で疲れただけだと思う。昨日飲みすぎて、迷惑かけたでしょ。ごめん」

タオルケットをはがして、拓真は起き上がる。
長めの襟足の髪の毛をいじりながら、謝った。
由美香はにこにこしていたが、明らかに拓真に敵意をむき出しにしている。

「お風呂、使う? さっき清香ちゃんがお風呂、溜めて入ったの」

寝ぼけまなこの拓真に近寄った由美香は、彼にバスタオルを差し出す。

「あ、いいんですか……」

「もちろん」

由美香は善意で言っているのではなく、それを強制しているのだと拓真は思った。
余程、清香と近いところにいさせたくないのだろう。
拓真はバスタオルを受け取ると、バスルームに向かった。

ーー折りたたみ式のドアが開き、閉まる音が聞こえたのを確認すると、由美香は清香の体を抱き寄せる。

「先生……?」

「清香ちゃん、高橋くんのこと、あんな風に触ったらダメじゃない。高橋くん、勘違いするわよ」

「し、しないでしょ。高橋くんは、先生のこと、好きなのに」

「ーーあたしが嫌なの。触らないで」


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