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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、同性後輩とのわからせ性交。-5

「は………ぁ、はぁ……………んん、だめ……」

由美香は、清香の背中の布を掴んだ。
清香は布団から顔を出して、由美香の耳元に唇を寄せる。

「何が……だめ……? せんせ……」

「言えな……、んん、でも……このまま……」

抵抗の言葉が吐かれることを予想していたのに、由美香は潤んだ瞳で清香を見つめる。
清香の胸が高鳴る。
由美香の頭を掴んで、由美香の声が万一響かないように肩の辺りに唇を押し当てさせる。

本当は、聞こえてしまえばいいのにと思う。求めても、男たちには届くことのない言葉を。

肩の辺りが、じゅわっと由美香の唾液で濡れて、熱い。

「はぁ…………んん、んんっ………!」

清香の背中が引き寄せられ、がくん、がくん、と由美香の痙攣が伝わる。

余韻に浸りたかったが、清香は体を起こして拓真の方を確認する。
ーーだらしなく口を開けて、頬の辺りを掻いている拓真が目に入った。
今日ばかりは、飲みすぎた彼に感謝しようと思った。

そして、自分が由美香の体を強引に触ったことに、一方で由美香に求められたことに、清香の感情が決壊しそうになる。

秘部に指先をあてがったまま、首筋に鼻先を押し付けた。
涙が溢れ出る。

もう、清香は何も言えなかった。

懐の深い、目の前の女に抱きついて、泣くことしかできなかった。
泣きたいのは由美香のはずなのに。
酒に酔っているのか、目の前の女に酔っているのか、単に疲れてるのかーー清香にはわからなかった。

嗚咽を感じ取り、由美香は清香の背中をゆっくりとさする。

それでも清香が何も言わないから、由美香はショーツから清香の手を引き抜き、側にあるティッシュで体液を拭ってやる。

相変わらず拓真のいびきが聞こえ続けていることに由美香は安堵しつつ、自分の体に覆いかぶさったままの清香を両手で抱きしめた。

「シャワー、浴びてきてもいい? 下着の中、大変なことになってるから」

ふふっと由美香が笑う。

「やだ。このまま」

「ええ? もぉ……」

もぞもぞと可愛い生き物が動いて、拓真のいる方を背にして、ぽふっと枕に頭を沈ませる。
腕は、相変わらず腹の辺りに回されたままだ。清香の頬には涙の筋がついており、鼻をぐすぐすとすすっている。

めくられたTシャツを布団の中で元の位置に戻すと、由美香は体を横に向けて、左手で清香の髪の毛に指を通す。

「嫌じゃ、なかったよ」

泣いている理由を何となく察して、由美香は言う。

「むしろ、高橋くんや堀尾くんと何してるか知ったら……嫌われると思ったのに」

「違うもん。…………ヤキモチ妬いたの」

それを聞いた由美香は、凛々しい顔を近づけて唇が触れ合いそうな距離で、頭を撫でながら囁く。

「それって……清香ちゃんも進路指導室であたしのこと、どうにかしたいってこと?」

「あ、ぅ……っ」

清香はそう言われ、呻いたかと思うと唇を一文字に結ぶ。


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