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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、同性後輩とのわからせ性交。-4

どくん、どくん、と清香の心臓が拍動する。冷や汗が吹き出す。
清香は由美香の体を抱きしめることしかできなかった。

何があったかを言ってしまえば、自分が拓真に同性愛者だとカミングアウトしたこと、拓真のセックスを見て、さらにはその相手と寝たことまで芋づる式にバレてしまうだろう。

「ーー本当に何もないのね? 同僚のことを言いたくないから、言うつもりなかったけど……堀尾くんや、高橋くんのこと、何度か受け入れてる。その時に、彼氏ともしなかった恥ずかしいこと、彼らとはするの」

「そ、そんな……先生、言わなくていい、ごめんなさい」

「言わなくていいって、あたしのこと好きじゃなくなるから? 言おうか、何してるか。
清香ちゃんと偶然駅で会った日は、堀尾くんと高橋くんとホテルに行った帰りだったの。ーーどっちとは言わないけど、進路指導室でだって、押し倒された。進路指導室で最後までしないことを約束して、……自宅に行ったときに、男性器を咥えろって。
ーーそもそも……結託して、清香ちゃんの家であんなこと……あたしは受け入れたとしても、清香ちゃんにプライベートで会って欲しいわけないでしょ」

偶然、最寄り駅で出会った日のことが思い返される。

好きな男のためでなく、ただ蹂躙されるために、いやらしい下着をつけて、どちらかの男を受け入れたのだとーー思っていた。
翔と、拓真の両方だったのか。

由美香が涙を流すほどに精神的に傷つけた男たちを許せないと思った反面、少なくとも体は男を受け入れたことに、清香は嫉妬していたのだった。

さらにはーー進路指導室でまでーー

清香は後ろを気にして、相変わらず、拓真がいびきをかいており、胸元を上下させていることを確認した。

由美香は自分のことを心配してくれているというのに。
自分だってやはり男たちと同じなのだと、奥歯を噛み締める。

「ん、ん……っ」

背の高い由美香に覆いかぶさり、唇を塞ぐ。

幾度もサエコと交わったのに、由美香に対する欲求は別のものだった。
汚らしく、由美香の口腔内に唾液を流し込む。
由美香は清香の肩を掴んではいるが、特別、抵抗はしていない。
それをいいことに、清香は由美香の体に手を滑らせ、愛撫などしないまま、ショーツの中にまで手を差し込む。

「あ、んん」

自分の体を触ったからだろうかと自惚れる。
清香の中指に、とろりと粘度の高い蜜の感触があった。

布団に潜り込み、肌が外気に晒されないよう、布団の中で由美香のTシャツをまくり上げた。
柔らかな乳房の頂きを口の中に含むと、舌で舐め回す。

「ん……っ、ん……!」

由美香は両手で口を覆う。

舌でぷっくりと腫れ上がった乳頭を転がしながら、固くしこったそこに、ぐりぐりと円を描く。

布団の中に潜っているせいで、ぐちゅん、くちゅ、と粘着質で卑猥な音が耳に反響する。


(先生のここ、すごい。ぐちゅぐちゅ……)


舌と、指先にコリコリとした感触を感じながらそんなことを思う。


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