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忘れさせてあげる
【ロリ 官能小説】

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side 句美子 15-1

草摩家 句美子の部屋
ちひろは句美子に携帯を戻して
句美子が通話を終わるのを待っていた

通話を切り携帯をおいてちひろの方を見る

「お母さん 話だよね?」
「うん いい?」
「お父さんは?」
「まだまだ1階にいるからへいき」
「わかった」
「今日 驚きの連続だったわ」
「そう?」
「空書読み取るのは少しは出来るようになったけど
 大変だなって感じたし
 おさむさん 単語しか書かないでしょ」
「うん そうだね 単語しか書かないこと多いね」
「それで くみ取るのが大変で」
「こればっかりは慣れないと」
「うん 他にはえっちしてるときも
 しおりちゃんの手慣れた感じとかはびっくりだったし」
「それは うん 親としては そうなっちゃうよね」
「食事介助もやってみたけど
 あらためて句美子がすごいなって」
「わたしは2月からしているし…慣れてるから」
「おさむさんは句美子のこと安心して身体預けている感じだよね」
「それは うん そうね」
「ゆいちゃんに対しても胸舐めて甘えていたりとか
 ほんと子どもっぽいのはみててわかったけど
 いつもあんな感じなの?」
「いつもそうだよ お母さんといたときもそうだったんじゃないの?」
「うん わたしに抱かれて大人しくしてたわ」
「でしょ」
「舐めないの?って聞かれたけど 遠慮したわ」
「そうなの? どうして?」
「最初からいろいろするのは…と思っちゃった」
「そうなんだね」
「来週の月曜日もここに連れてくるから
 日曜の夕ご飯におさむさんの食べたいもの作らない?」
「うん 土曜日会ったときに聞いておくね」
「揚げ物 遠慮している感じだったし」
「玉ねぎの天ぷら好きだもんね おさむくん
 他にもコロッケとか唐揚げとかも
 ゆいちゃんには頼んでるみたいだもん」
「優美さんもいるから頼みやすいんだよね」
「うん わたしはおさむくんの家に行ったときしかだったし」
「そうね どんなの作ってたの?」
「麺類とかフレンチトーストだねぇ
 麺類はほんとに好きだから ご飯ものより喜ぶから」
「麺類 食べさせにくいよね?」
「うん なれないと難しいね」
「わたしも出来るようにならなきゃダメだよね?」
「うん これからずっと関わるなら そうね」
「頑張るわ あと 句美子のこと 色々話してたわ」
「どんなこと?」
「どうして目立たなかったの?とか」
「あぁ…わたしのこと可愛いってはじめて会ったときから
 いってたもん おさむくん」
「面食いと自分でいってたし」
「うん 面食いだから面食いから可愛いって言われたんだし
 自信持って欲しいって」
「あらあら…そんなこと言われたの」
「だから少しかわいくしようって
 そしたらクラスの男子に言い寄られて大変だった」
「なんともまぁ そんなこと起きてたのね」
「ゆいちゃんやゆきちゃんがいて
 しおりちゃんとさゆりちゃんも可愛いから
 自信持てなかったもん」
「やっぱり そなうのね」
「だから うれしかった」
「よかったね」
「うん」
「他にも 句美子のことずっと傍にいて欲しそうだった」
「そうなの?」
「不安がってたわ」
「え?」
「障害あるし結婚も出来ないし…といってた」
「おさむくん…」

句美子はちょっと暗くなる

「もし 句美子が好きな人 他に出来たらさよならなのかなって」
「それは…」

首を振りながら

「わたし おさむくんが施設に入っても面会に行くつもりだから
 心配しないで…と言わなきゃ」
「句美子 そこまで好きなのね」
「うん」
「お母さん そのとき 決めるのは句美子だからねっていったわ」
「うん ありがと 施設に面会するつもりだから わたし」
「わたしも面会するわ」

そう遠くない未来
いつか来る現実だと思いつつ
句美子はおさむが施設に入っても
会いにいくことを改めて決意している

「さて 戻るね」
「うん わたしはトイレ行ってくる おやすみなさい」
「おやすみ」

ちひろは戻り
句美子の方もトイレに行って戻ると
残っている宿題をさっさと終わらせるのだった


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