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花の雫
【調教 官能小説】

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仕置き-5

別れる権利がない、浮気をされても、他に女ができても、礼は別れる権利がないという理不尽な話は、一般的な女性なら激昂するだろう。
しかし、嗜好はともかく、主に従うことを望む女性からするとその理不尽なまでの拘束や支配力は、幸せの象徴にも見えた。

現に、礼は、幸せそうだ。それに言うほど賢二が浮気をするようには見えなかった。

楓は、似て非なる礼達の嗜好を好意的に受け止め、礼も同じ気持ちだった。むしろ秘密を共有できる仲間の存在は嬉しかった。

2日連続で、乳首を責められた礼は、蛇口の壊れた水道のようにヴァギナを濡らしていた。
しかし、賢二は、気にすることはなかった。

潮崎は、賢二に感謝を述べ、また貸し出しに協力して欲しいと頼んだ。
賢二は、『今度は楓さんの貸し出しを受ける際、礼には、ディルドで自慰でもさせるかな。』と笑った。

楓が「自慰は禁止では?」と聞くと、賢二は楽しそうに答えた。
『君が思っているようなものではないよ。惨めな穴の姿を見るのを楽しみにしてくれ。』

礼は、わかっていた。
首輪と乳首クリップをつけられ、ボールギャグを咥え、床につけたディルドに跨り、自分で出し入れさせられる行為に違いない。
乳首クリップは、限界までキツく乳首を挟み、それだけで悲鳴を堪えるのが大変でありながら、ディルドでヴァギナを擦る気持ち良さを堪えないといけない。

しかも、究極に惨めな姿だ。
そして、そんな惨めな姿を晒しながらも、いくことは、許されない。

いつか、楓の前で、あの姿を晒すことになるのだろうと思うとクリトリスが震えた。


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