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【熟女/人妻 官能小説】

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優菜-6

社長の視線を 外して横に立ち 
昇って行くエレベーターの表示を見つめていた
エレベーターのドアが開き 社長が歩き始めて 
優菜は黙って後ろを付いて 一つの部屋の前で 
社長がキーをかざすと 
ドアノブの上の赤い表示が
緑に変わった

剛は エレベーターに乗り 行先階を押して 初めて優菜を見つめ
修司の来た日の会話を 思い出していた 

月曜 
何時もの様にコーヒーを片山に出して 
今日予定を話していた優菜が

「 社長 明日の午後 夫との時間を頂けませんか? 」

「 主人が お礼を是非にと 頼まれまして 」

「 今週ですと 明日の 2時から3時まで 予定が入って居ないので・・」

「 私は アドバイスをしただけで ご主人の力だよ 」 
剛が言うと

優菜は 顔を赤らめ お願いしますと頼み込んでくる
7年間 剛士の許でサポートをしてくれる 優菜を抱きたいと 
何度妄想したか
社長室を出て行く 後ろ姿のヒップのライン 
目の前で ゴミを拾おうと
お尻を突き出した時見せた パンティーのラインに 
股間を膨らませ
白いブラウスを 盛り上げる胸を見て 
ボタンを外して 胸を揉みたいと
出張の時 部屋に戻りビールを飲みながら 
優菜を部屋へ呼び寄せと 妄想した事も何度も有った
自分の邪な心を 封印して優菜と接し 
必要以上には 優菜を見ない様に
それでも 優菜が部屋を出て行く時には 
後ろ姿を追っていた

快く修司との面談をした時の 思いがけない提案を聞き 
受諾した会話を 隣に優菜を従え 昇って行く
エレベーターの中で 思い出していた
修司が部屋に入って来て 会社の現状と 
これからの展望を 剛に報告して
会社の危機を救って頂き 有難うございましたと頭を下げ 
剛が頭を上げさせ 話が終ったかと 思った時 
修司が真剣な目で 剛を見て来た

「 社長は 優菜を見て どう思われます? 」

「 幸田君は優秀だよ 仕事の内容も申し分ない 」 
剛は素直に言った

「 いえ! 女として 魅力は? 御座いませんか? 」 
剛は怪訝な顔で 修司を見て

「 幸田君は 君の奥さんでしょう 人の奥さんに・・・」 
修司の真剣な眼差しに 

何を言いたいのか 修司の目を見て 言葉を探した


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