嗜好-2
シャワーを浴びた礼は、ベッドの上で足を開いていた。賢二が、礼の恥丘にタトゥシールを貼っていた。タトゥの方が、奴隷の証度合いは強いが、シールはシールで娯楽となる。毎回、賢二がいろいろなシールを貼って楽しんでいた。
奴隷として従順な時はお洒落な淫紋で済んだ。しかし、逆らった時や異性と接触があった際は、人に見られたら生きていけないくらい惨めなものを貼られた。剥がれるまでの数日間、自分の立場を再確認させるには効果的であった。
昨夜のことがあるので、覚悟をしていたが、やはり、漢字のシールを貼られた。
【性奴隷】と書いてあるシールを貼られ、礼は、ヴァギナから雫を滴らせた。
奴隷や従者として、家で飼われるのではなく、会社員として、外に行きたくさんの人と接している礼が賢二の支配欲に従いながら、仕事をこなすのは、大変であった。その分所有物として実感する頻度は高く、幸福度は高いものだった。
性奴隷と恥丘に書かれた身体で、人前で仕事をする惨めさは、サブミッシブにしかわからない幸せであった。
貼られた後、賢二は、礼のヴァギナに指を入れた。溢れ出た雫をかき分け、Gスポットを捉えた。数秒で絶頂を迎える寸前まで感じさせ、指を引き抜いた。
礼は、倒れ込んだ。
性奴隷と恥丘に書かれた身体は、ヴァギナから雫を溢れさせ、震えていた。
倒れ込んだ礼を横目で見ながら賢二が言った。
「性奴隷と穴はどっちが格上かな?」
礼は、声を振るわせながら答えた。
「性奴隷は、人として扱われているので性奴隷かと」
賢二は、声をあげて笑った。
「穴はそれでいい。性奴隷よりもペットよりも下だ。最下層だ。ただ従っていればいい。一生いけなくて、一生使われなくてもな。」
礼は、昨夜からヴァギナにされた仕置きを振り返りながら、はいと答えた。
確かに、昨晩は、貞操帯をつけられて寝かされ、朝から有無を言わさず使われたが、絶頂を迎える許可はもらうことができなかった。
つい今しがたもGスポットを弄ばれたところだ。このまま、性奴隷の烙印を押され、疼くヴァギナやクリトリスのまま、仕事をすることになる。
幸せでたまらないと思った。