検査-1
会社の飲み会は苦手だ。
特に最近は、苦手。バツイチだった礼は、取引先の賢二と付き合っていた。賢二は、8歳歳下でありながら、頼りになる存在だった。仕事で失敗しかけた礼をフォローしてくれたのがきっかけで付き合い始めたが、交際期間半年で再婚をした。
会社の同僚や上司からは、歳下夫というだけで、飲み会ではやたらとからかわれることが多くなった。
飲んだおじさん達は、似たようなことを聞いてくる。時代のせいか、遠回しではあるが、歳下夫に毎晩責められているのだろうという下世話な質問であることは、わかりやすかった。
なんとかやり過ごし、一次会だけで帰路につく。
自宅に帰ると賢二が玄関まで迎えにきた。
「脱げ」
挨拶もなく、いきなり命令される。
礼は、『はい』と素直に答え、玄関先で自ら洋服を脱ぎ全裸になった。
賢二は、礼の身体の見た目をチェックし、匂いを嗅ぐ。その後、「尻を出せ」と命令した。
礼は、黙って四つん這いになり、尻の穴やヴァギナがよく見えるよう足を開いた。
賢二は、ヴァギナに指を入れチェックを行うよう、いろいろな角度で指を動かした。
礼が小さな喘ぎ声を出した瞬間、賢二は指を抜き、尻を思いっきり叩いた。
「検査中に感じるとはだらしない。」
礼は、尻を震わせながら、
『ごめんなさい。』と謝った。ヴァギナは、雫が溢れている。帰宅直後に、挨拶もなく浮気チェックのようなことをされているのに、礼は、怒るどころか、感じ、ヴァギナを濡らしていた。
チェックが済むと、入浴を許可された。
スマホを賢二に渡して、バスルームに向かう。
賢二は、慣れた手つきで礼のスマホのロックを外し、LINEやメールなどを手際よくチェックしていた。途中、手が止まるシーンがあり、賢二の表情が険しくなった。