恋焦がれた女教師以外との、蕩ける性交①-7
押し付けている指先を、窪みに宛てがい、サエコはゆっくりと中へ滑らせた。
「あ、ああっ」
ナカは収縮していて、サエコの指を搾り取らんとする勢いで締め付ける。
だが挿入に慣れていない清香は、思わず背中を抱き寄せる手を強めてしまう。
「痛かった……？ はぁ……はぁ……ごめんなさい、つい……」
息を荒ぶらせつつ、サエコは清香を気遣う。
「ううん、痛くない……だけど、あんまり慣れて……なくて」
「すごい、狭いもん……。こんなところ触らせて貰えたら、嬉しくなっちゃう」
そんな優しいことを言うサエコに、心が解れていく。
二人の体温は上昇して、体は汗だくだった。
清香はサエコを抱き寄せていた手を使って布団を剥がすと、再び乳房に手を触れる。
「んん、も……また、虐めようとしてるの……？」
切なそうな顔をして清香に尋ねると、清香の額に唇を押し当てた。
はぁ、はぁ、とサエコの口から漏れる吐息が荒く、興奮しているのが分かる。
「んん、ごめん……ナカ、たまんない……犯したくなる」
サエコは指を挿入したまま、清香の体を組み敷く。
半分ほど入っていた指がずるんっと奥まで入り込んだ。
思わず痛みを覚悟して体を強ばらせたが、彼女の挿入は的確だった。
指先は子宮口に当たるほど奥まで挿入されてはいない。
「痛くない……？ ごめん……」
「んん、気持ちいい……です……」
「本当……？ 痛かったらちゃんと言って」
サエコは髪をかきあげて、邪魔にならないように片側に寄せると、清香の唇にキスを落とす。
清香はなるべく力を入れないように脚を開いて、彼女を受け入れようとした。
「加減効かないかも……しれないから」
とは言いながら、サエコは激しくキスをしつつも、なるべく狭い入口に負担がかからないことを意識しているらしい。
抜き差しするのではなく、ナカを撫でるように動かしていく。
（頭の中、ふわふわする）
キスだけで、これだけ気持ちいいのだ。
拓真はペニスを口腔内の奥まで突き立て、どれほどの快感が得られたのだろう。
そんなことを考えると、サエコのことを引き寄せ、独占したくなる。
そして体の力が抜けて、サエコに身を委ねていく。
「こんな狭いナカ……触れるの嬉しい。サヤカちゃんは気持ちいい……？」
「しゅご……い、気持ちいい……サエコさんのこと、独り占め……したい」
「ふふ。好きな人がいるのに、あたしとセックスしたいって言われたら優越感でぞくぞくしちゃうの」
ぐちゅん、とナカで音が鳴る。
優しく動いていたはずの指が、ナカをかき混ぜるように動く。
「あ、んんっ」
清香は思わず、サエコの二の腕を掴む。
中指でナカをかき混ぜられるだけでなく、親指を陰核に宛てがわれ、外もナカも強烈な刺激が与えられていた。