恋焦がれた女教師以外との、蕩ける性交①-5
太ももから指先をずらして、クレバスぎりぎりのところを撫でる。
臀にまで染み出してしまっているのだから、当然そこはぬるぬると、おびただしい量の蜜で濡れてしまっている。
サエコはふふっと笑って、指先を窪みの辺りに押し付けると蜜を掬い取る。
サエコの指は小さな陰核をすぐさま見つけると、縦に動かし出した。
指の強度は非常に優しい。
「ん、んん……」
なのに、怖くて、緊張して、サエコにしがみつく。
「痛い……？」
「ううん、痛くない……」
「痛くなくても、触られるの嫌だったらちゃんとやめるから」
清香はしがみつきながら、首を横に振る。
「やだ、やめちゃ……やだ」
駄々をこねる子供のように訴える。
あまりの可愛さに、そこに指先を押し付けつつ、頬を清香の頬に擦り寄せた。
「サエコさんなら、痛くしないし、気持ちよく……できるでしょ……？」
「ふふ、どうかしら………じゃあ、自分が気持ちよくなることだけ考えてみて。他は何も考えなくていいよ」
優しそうな表情を浮かべて、サエコが微笑む。
サエコの長くしっとりとした髪の毛に指を通して、頭を抱えると、清香は恐る恐る唇を奪う。
清香を誘うように、サエコは口から舌を伸ばした。
何も考えなくていい、と言われ、相手を感じさせることなど考えられず、伸ばされたサエコの舌を吸ったり、舌の周りに円を描くように自身の舌を動かしてみたりする。
サエコは、再び指先をゆっくりと、縦に動かし出した。
サエコの唇に好きなようにキスをしつつ、サエコにソコを触らせているのだと思うと、きゅうっと子宮が疼く。
「ん、溢れてきた……。触ってたら気持ちよくなるなら、もっと好きなことしていいよ」
そう言われ、頭を抱えるのとは反対の右手で、サエコの乳房に触れる。
ふわふわで、由美香の熟れた胸の柔らさとは異なって、どこか少し若々しい。
おそらく胸元の辺りを鍛えているのだろう。
「あ、んんっ」
親指の腹が、ふわふわとした果実の頂きに触れるとびくんっと体を震わせ、声を上げる。
舌を出しているせいで、清香の口の中に唾液が流れ込む。
その粘着質な彼女の唾液がもっと欲しくて、ぎゅっと目を閉じるサエコの顔を見ながら、清香は舌を吸い上げる。
「ん、ぅ、ちゅ……んぅ」
舌をきつく吸い上げ、右手の平で乳房を揉みながら、親指の腹で乳頭を捏ねると、さらにサエコの体がびくびくと震え出した。
その快感に耐えながら、サエコは、指先を縦に動かし続けている。肉体的な悦楽はもちろんだが、優しい指先に奉仕させていることで、精神的な快感が強まっていく。
清香の腹の奥が痺れ、触れられる度に陰核が固くしこって、早く射精したい男根のようだった。
そして、サエコの乳房の頂きも充血して、ぷっくりと膨らんでいた。
清香は頭を抱える左手も胸元にずらし、右手と同じ動きをし出す。
「あ、ぅ、んんっ」
両胸に与えられる強烈な刺激から、サエコは声を出さずにはいられないようだった。