恋焦がれた女教師以外との、蕩ける性交@-3
「タクマ……サエコさんと、いちばん最近した人と、比べられないって咄嗟に言って」
「うん、言ったね」
髪から、頬へ、頬から耳へとサエコの指先が滑る。
「多分相手は、うちの上司で、タクマが好きな人。タクマに言ってないけど……あたしの好きな人」
「サヤカちゃんの読みが正しければ、好きな人よりもあたしのこと……あたしのナカに出すことを、本能的に選んだってことね」
「せいせいした。だ……って……タクマが好きだとか何とか言えることだって、あたしからしたら特権的なのに」
清香は、サエコの腕の辺りのバスローブの布を掴む。
「なのに、あたしが寝てる部屋で……………タクマは……」
清香はぽろぽろと涙をこぼす。
何があったのかを察したサエコは、長い髪をかきあげたあと、さらに清香に体を寄せる。
「でも、あたしもタクマと一緒。止められなかった。だって、声、聞きたかったんだもん。
体、撫でられて、嫌だって言ってるのに、だんだん声が甘くなってくの……聞きたかったんだもん……」
声を震わせながら言う。感情が決壊して、泣いてしまいそうだった。
「ーーでもサヤカちゃんは、タクマくんが無理やりその人のこと抱いたからって……彼女の体に、同じことした?」
「して、ない……だって、同じこと…女の人でもされたら嫌だから……」
「それだって特権じゃない。同じことされたら傷つくと思えるっていう、サヤカちゃんと、彼女との付き合いの中での特権」
サエコはバスローブを脱ぐ。
そして、清香のバスローブの紐にも手をかけて、ゆっくりと脱がしていく。
「好きな女のこと、無理やり抱いた男が他の女に中出しすることを選んで、せいせいしたんでしょ? もっとストレス発散しよう」
剥がされた布団をサエコは引っ張り、清香を寝かせると、お互いの体に布団をかける。
サエコは左肩を、清香は右肩をシーツに沈め、お互いが向き合う形になっている。
「二人とも、パイパンなの、エッチだね」
肩に触れて、サエコがふふっと微笑む。
肩から、清香の柔らかそうな果実へ手を滑らせる。
「おっぱい、大きいね」
「さ、サエコさんだって……」
恥ずかしそうに顔を逸らすが、サエコは気にせずに両手を使って、優しく乳房を揉んでいく。
柔らかな果実に、サエコの細い指が埋まる。
ぐにぐにと形が変わるのを見て、サエコは甘いため息を漏らした。
「サヤカちゃんも、触って」
そう言われ、恥ずかしそうにサエコの胸に恐る恐る触れる。
「ふふ、優しい触り方。でもさっきみたいに、お口のナカ、犯しながら……乳首も弄って欲しい」
緊張しつつ、唇を寄せると柔らかな弾力を感じる。
半開きになった唇に、舌の先を尖らせてそれを差し込む。
お互いの唾液を含んだ舌が絡まって、サエコの乳頭を親指の先でゆっくりと円を描けば、びくびくとサエコの体が震え出した。
サエコも、清香の乳房の頂きに人差し指を宛てがい、指を縦に動かしながら乳頭をはじき出す。