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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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恋焦がれた女教師以外との、蕩ける性交@-2

「え、あ、ごめんっ」

そのことに気づいた清香は謝罪し、肉棒から手を放す。

その手を拓真は掴んだ。
そしてそのまま引き寄せてーー

「た、高橋く……ぅ、んんっ」

唇同士を密着させた。
清香は固まってしまい、動くことができない。
その状態をいいことに、拓真は清香の口腔内を舌で貪る。


(男とヤレない女の子に、俺……最低だろ、クソ……!)


頭の中でそう思うのに、舌の動きが止まらない。
あまりに柔らかい清香の舌に、我を忘れ、掴んだままの清香の手を、顕になった股間へ強引に触れさせる。

「ん、んんっ」

先程サエコのナカに入れた時と寸分たがわず、固く、そそりたっている。
その感触に、清香が怒りにも似た声を漏らす。
だが、唇を密着させているせいで、拓真に声は届かない。

しばらく強引にキスをし、だが、それ以上のことはせずーー耐えていると、バスルームの方から折りたたみ式のドアが開く音がした。

拓真はその音で我に返り、目を見開く。

清香から唇を放し、だが、その柔らかな体を両手で抱き寄せた。

「クソ…………舌柔らかいし、平田さんのナカにぶち込みてぇ……ひどいことしたと思うけど、謝らないよ」

清香の耳元に獣のような荒い吐息が染み込んでいく。
何が起こったのかわからなかったが……彼は、自分に欲情したのかーー

「ご、ごめん……なさい……」

「謝らないって言ったけど、平田さんが謝る必要もない。ひどいのはどう考えても俺のほう。平田さんのこと好きにできる、サエコさんが羨ましいって思う。だから、ちゃんと楽しんで」

荒い吐息を抑え、拓真は体を突き放すようにして立ち上がると、ソファーに置かれた衣服を取ってバスルームへと向かった。


*


拓真はシャワーを浴びたあと「適当に時間潰してきます」と部屋を出ていった。

ベッドの端で先程の出来事に対し、整理がつかなかった。
サエコに「いちばん最近ヤッた女とあたしと、どっちがいい?」と聞かれ、おそらく由美香を想像し、サエコと比べた。
射精したにもかかわらず、少し触れただけで脈打つ肉棒で……由美香のナカを犯し、強引に絶頂を迎えさせたのだ。

そしてあの舌が由美香の口腔内を、体を舐めまわしたのかと思うと、いても立ってもいられなくなった。
今はまだ、自分に欲情されたことへのショック以上に、嫉妬心の方が上回る。

拓真が去ったあとも呆然とする清香の前に、サエコが座る。

「嫌になっちゃった?」

「あ………いや、そんなわけないです。ちょっといろんなことに整理つかなくて……でも、せいせいしてる部分もあるかも」

「何に?」

サエコはシャワーを浴びる際に留めたゴムを外すと、手首につける。
ふわりとサエコの甘い香りが清香の鼻腔に伝わる。
サエコは部屋の明かりを消すと、指を清香の髪に通す。


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