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拒絶妻
【熟女/人妻 官能小説】

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妻の嗜み-3

 かほりは、『くはっ、ぃたぃ』と傷ついた乳首を舐めては離すが、舐める行為をやめる事はない。
 すぐに乳首を舐めたかと思えば歯を立てもして、苦痛に耐える声さえも漏れてくる。 
 それでも、すぐに快楽の声に変わり始めたかと思えば、乳房を支えていない手は陰部に伸び、茂みの奥を弄り、クリトリスをしごく。
 『んぅんぅぅ』とくぐもりながら快楽を垂れ流し、丸く蹲る姿は、見たことの無い獣のようだった。
 指の出し入れと共に白濁したヌメリが、お尻の谷間から溢れている。そのヌメリを指に絡めてお尻の花弁を妻は撫で始めた。
 どこで覚えた、投稿サイトか、と僕の頭にひりつく様な思考がキリキリと走る。気づかない内にぎりぎりと歯を食いしばっていた。
 ぬぷっと、花の中心からも液が漏れてきている。ずっとヒクヒクと蠢いていた尻の花には膣から漏れ出した潤滑液が忍び込んでいたのだろう。
 指の動きに合わせて、さっきまで身体を丸くして我が乳を吸い続けていた雌犬が身体を仰け反らし、壁に背を保たせてお尻をずりだして来る。
 危ないと判断したのは理性なのか本能なのか、床に座ってお尻を突き出し、愛でる様にお尻の花弁を撫でている。
 さっきまでとは打って変わって、快楽をじっくり味わっているのか、内臓の粘膜としての認識が慎重にさせているのかはわからない、ただ、苦悶の快楽とは違ったゾクゾクした声のトーンに変わりつつあった。
 『ぁぁぁあァァァ』ともはや声にも悲鳴にもならない音がぬぷっぬぷっと尻穴を出入りしだした指の動きと共に低く響く。 
 時おりカメラを見つめては恍惚とした表情を見せ、全身はピンクに染まっていく。
 お尻に指を深く沈ませ、膣にはバイブを咥え込み、乳房を鷲掴みにしてこぼれた乳頭を指先で摘み、全身を硬直させて性獣と化した妻は激しい痙攣と共に今度こそしばらく動かなかった。
 浴室が冷めないように流していたシャワーの音だけが響いて、ぐったりとした妻の横をお湯がまとわりつくように流れていく。
 
 興奮がなかなか覚めず、頭の中まで真っ白になった状態の僕も、しばらく動けず、射精して飛び散った精子が、太ももの上で冷たくなった頃、我に返って拭き取った。
 実際はそれ程長い時間でもなかったのだろう。
 妻は、しばらく頭からシャワーを浴びるに任せて、余韻にひたっているようだった。
 一度シャワーを止めて、気だるそうに陰部を丁寧に洗い、乳首の様子を見ながらボディソープで洗っていたが、少し痛むような表情を見せた後、思い出したように、カメラのスイッチを切った。
 実際は、そのスイッチは機能しておらず、身体と髪を優しくしっかりと洗い流した後、ゆっくりと、湯船に浸かって日常に戻ろうとする妻の様子を映し続けていた。
 
 その後、妻は、投稿サイトや女性向けのアダルト動画を視聴しては、その内容を参考に自慰行為を行っている節があった。
 ふと、妻の男遊びの可能性が頭をよぎったが、変なところで潔癖なところのある妻が、不特定多数との皮膚的な触れ合いを持つ事は考えにくく、ひとりで出歩く事が好きではなく、大きなターミナルでは電車の乗り換えすら不安を訴える妻が、ひとりで電車で出かけるという行為のハードルの高さと天秤にかけた時に、男遊びに傾く可能性は極めて低い。
 あと、白か黒という判断基準の妻には浮気はなく本気しかないように想う。
 他に男が出来るような、状況になっていれば妻は家を出ている。
 これは確信だ。そういう意味において、妻は純粋にひとりでの行為を楽しんでいるのだろう。
 セックスと自分でする行為は違う、という男も少なくはないのだから、女性がそうであっても、不思議ではない。
 
 結局、妻は自分の動画が投稿されている事に気づきながら、何も言ってきてはいない。
 むしろ、あの日以来、自慰行為が加速したと考えられる。
 待っているのかも。
 そう考えた僕は、設置型ではなく、普通に寝ている姿を撮影して投稿してみることにした。
 最近は、仕事が増えているとともに、職場環境の変化で仕事量は急増しているらしい。
 その為、食後に一緒にティータイムを終えると、すぐに寝室へいく。
 僕がお風呂からあがってくると、すでに寝息をたてている日が増えている。
 早速、と思った今日もすでに寝室で寝息をたてていた。
 起きないかどうか、足元をマッサージするようにさすっていくが、特に反応はない。
 ゆっくり、慎重にパジャマのボタンを外していく。
 ふ〜っ、ふーっと息を殺しながらボタンを外す行為は、知らない女の部屋に忍び込んで盗撮しているような気分がしてくる。
 目の前の女の顔を確認する。当然、妻の顔だったが、興奮は覚めなかった事に少し驚く。
 う〜んっと手を払われたり、寝返り動作があったもののどうにかボタンを外してパジャマをはだける。
 暗闇に白い肌が眩しく映える。ナイトブラをたくしあげると大きな乳房と、何度も肌に触れた刺激なのかキリッととがった形の良い乳首とバランスのとれた乳輪が顔を出した。
 手のひらで、しばらく転がしていると、うっすらと肌全体がピンクに染まり出す。
 角度を決めて撮影を始める。
 カシュとシャッター音が響いて、びくっとしてしまったが、音で妻が起きる気配はなかった。
 ストロボを焚くと、安いエロ本のようなイメージになり、生々しくも良い感じに仕上がってくる。
 自然光はアートとしてはよいけれど、投稿サイトが求める写真も、見る側も、おそらく妻も、きれいな作品よりも、実用的なエロスをこそ求めているのだろう。
 サムネイル用の生々しさの溢れた写真を撮り終えると、動画に切り替えて、その大きさを強調したバスト上方から、固くとがった乳首を映して徐々に下腹部へむちっとした腹のたるみは、常夜燈の赤みと相まって淫靡な陰影を浮かびあがらせていた。
 


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