第三十六章 裕太を映見が撮影する4(新藤夫妻編)-1
第三十六章 裕太を映見が撮影する4(新藤夫妻編)
「あっあっ・・・いくっ・・いっちゃうぅー・・・」
何度目かの絶頂に、私は大きな声で叫んでいた。
カエルのようにガニ又に開かれた私の両足を新藤さんが抱えながら、腰を激しく出し入れしている。
快感の嵐が私を包み、頭の中をまっ白にしていた。
「はぁっ・・・はぁ・・・はぁっ・・・」
新藤さんの荒い息が聞こえる。
少し意識が戻った私は、ようやく両目を開くことができた。
強烈な刺激の連続に、閉じられたままだった視界に裕君達の姿がふいに現れた。
カメラ越しに、裕君の胸に身体を預ける桜さんが見える。
改めてセックスを撮影されていることを思い出した。
同時に、さっき見た夫の射精する瞬間も。
私が初めて撮影した、裕君の絶頂のシーンである。