第三十六章 裕太を映見が撮影する4(新藤夫妻編)-3
「んっ・・んぐぅっ・・んんん・・ふぅ・・・」
そのまま唇を重ね、舌を絡ませていく。
そらさんは半身の姿勢で、裕君の愛撫を受け入れている。
ウットリ閉じた両目の長いまつ毛のカーブが、私にはうらやましく感じられた。
そらさんが唇を放し、身体を起こしてペニスをヴァギナから引き抜いた。
直ぐに裕君の顔を引き寄せ、自分から舌を絡めていく。
そして、今、気づいたかの如く、私と秋生さんの方に顔向け、口元を綻ばせた。
まるで、仕返しをするように。
私と秋生さんはビデオに撮影しながら、必然的に不条理な事実を認識させられることになった。
そらさんのヴァギナから、ドロリと白いものがこぼれたからだ。
裕君、私の夫のザーメンだった。