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わたしと先生とK子の物語
【熟女/人妻 官能小説】

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先生に-4

 先生が襖を開けました。いかにも男の人の一人暮らし…という感じの四畳半くらいのお部屋。敷きっぱなしのような俗にいう万年床でしょうか。そして、いかがわしい本や雑誌も散乱しているようでしたが、わたしにはそんなことさえも好ましく思えてしまいました。若い男性が性欲にとらわれているのは当たり前のことでしょうから…。いえ…性欲にとらわれているのはわたしも同じこと…。

 先生が性欲を解消している万年床にわたしは素直に横たわりました。先生とセックスをするために。

 先生がわたしの隣で横になります。着けたままだったブラジャーをずらされて先生に乳房をはじめて晒します。先生が乳首を摘まんできました。

 『はぁっ…』

 わたしは顎を仰け反らせて感じてしまいました。わたしの反応に先生は火がついたように乳首にむしゃぶりついてきます。吸い付きながら顔を押し付けて乳房を潰すようにしています。わたしは先生の頭を抱きしめて乳房に押し付けました。そしてまた先生への愛おしさを感じていました。

 (今度は…落ち着いてゆっくりしましょう…セックス…)

 わたしは体を起こして両手を背中に回してブラジャーのホックを外して裸になりました。先生が身体を重ねてきて…そしてまたつながり合いました。先生はお〇んちんを根元まで埋めると同じ間隔で腰を振って突き込んできました。

 (ぶちゅっ…)

 不意にわたしの恥ずかしいところから恥ずかしい音がしました。夫とのセックスではこんなことはなかったのでものすごく恥ずかしさを覚えました。思わず声をあげてしまいます。

 「あっ…やっ…(やだっ…)」

 そんな声に先生は興奮を高めたようです。激しく突きを加えてきました。わたしの思いとは裏腹にわたしの下半身は突かれるたびにいやらしい音が漏れ出させています。

 (ぶちゅっ…ぶちゅっ…ぶちゅっ…)

 (これって…カラダの相性もいいということ…なのよね…)

 いやらしい音がわたしの気持ちを高めていきます。先生の動きもさらに激しくなってきました。わたしも下半身からこみ上げてくる快感が背中を伝って頭のてっぺんにまで突き抜けるような感じがしてきました。

 「あんっ!…あんっ!…あっ!…あんっ!…」

 (あ…いく…久しぶりに…お〇んちんで…いく…この感じ…そう…この感じ…ああ…)

 わたしは絶頂に達してしまいました。一瞬強張らせた身体から力が一気に抜けていきます。手足を投げ出したまま先生に突き動かされています。やがて先生は射精したようで動きも止まりした。わたしたちは繋がったまま余韻に浸りました。

 先生が身体を離しわたしも身体を起こしました。今度はわたしの下半身…いえ、わたしのお〇んこから先生が放った精液が垂れ出てくるのがわかりました。一回目のときは夢中だったのでしょう…。

 わたしは先生に女として扱ってもらった悦びを感じていました。

 (まだまだもっとしたい…)

 でも年上の女として分別も弁えなければいけないと思いました。先生がチリ紙を渡してくれようとしているのは目に入りましたが、わたしはパンティを手に取って脚を通しました。先生が噴き出した精液をお〇んこに溜め込んで家に帰りたい…男しか出せない素敵な液をお〇んこに…そんなふうに感じてしまったのです。

 わたしは身支度をはじめました。ブラジャーを着けながら、先生に愛してもらった悦びをかみしめていました。

 「ありがとうございました…」

 自然にお礼の言葉が出てきました。

 「お菓子、いただきますね。お花も…。すみません。どうしたらいいんでしょう。花なんてもらったこともないもので…。花瓶なんかないんですよね」

 わたしたちのセックスを見守ってくれたお花たち。ちゃんと活けてあげなければと思いました。お部屋を見渡すと流しの上の棚にグラスがあるのが見えました。

 「そのグラス、お借りしてよろしいですか」

 ほこりをかぶっていたグラスを洗って水を満たすとお花を生けました。いい匂いを放って穏やかな気持ちにさせてくれます。

 「どこに置かせていただこうかしら…」
 「すみません、本当にむさ苦しいだけで…」

 何かと謝る先生…。

 (やっぱり愛おしい…)

 「では、とりあえず…先生のお休みになるお部屋に」

 万年床の横には卓袱台がありましたのでそこにお花を活けたグラスを置きました。卓袱台にはいかがわしい本が無造作に積まれていましたが、お花との妙な取り合わせに心を和まされてしまいました。そして敷かれたままのお布団…。掌で撫でると汗を吸っているようです。

 「お布団、湿らせてしまいましたね…」

 わたしの汗を吸ってしまったお布団。せめても…と、敷布のしわを伸ばしておきました。
 
 「いえ。ボクも汗かきました」
 
 先生がとりなしてくれます。優しい先生…。

 (こんな本をお布団で読んでいるのかしら…)

 卓袱台のいかがわしい本を手に取ってしまいます。表紙の写真はわたしぐらいの年齢のモデルさん。なんとなく恥ずかしいような、ホッとするような…。

 先生はバツの悪そうな笑顔を浮かべていました。そんな会話を交わしながらわたしは衣服を整えハンドバッグからコンパクトを取り出してお化粧の崩れを確認しました。わたしの夢想の中では先生はわたしの身体中をべろべろと嘗め回してくれていましたが、今日はそのようなことはありませんでした。

 どれぐらいの時間が経ったのか腕時計を見ると結構な時間が過ぎていました。K子ももう帰宅しているかもしれません。上り口でハイヒールを履きます。先生に挨拶をしようと向き直ります。先生も急いで服を着て送りに来てくれます。


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