投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

わたしと先生とK子の物語
【熟女/人妻 官能小説】

わたしと先生とK子の物語の最初へ わたしと先生とK子の物語 5 わたしと先生とK子の物語 7 わたしと先生とK子の物語の最後へ

先生に-2

 「きれいなお花ね」

 おばあさんに優しく話しかけられてわたしはほっとしなした。会釈をして通り過ぎます。ブロック塀に「○○町〇番地」という小さな看板が打ち付けられています。住所の場所が近づいて胸の鼓動が激しくなってきます。

 (10番地…11番地…)

 先生のアパートあるはずのところが近づいてきます。

 (13番地…14番地…)

 ブロック塀に打ち付けられた15番地の看板の横に「○○荘」という表札も打ち付けてありました。わたしが想像していたようなお家とはかけ離れた二階建ての古びたアパートでした。それでも胸が高鳴りました。

 (このアパートに先生はいる…)

 先生のお部屋は201号室。わたしは錆びついた階段をゆっくりと上っていきました。足音を立てないように静かに…。

 「204」、「203」、「202」…。空いているのか郵便受けにたくさんのチラシが突っ込まれたままのお部屋もあります。「201」と書かれた板が貼られたドアの前に立ちます。表札に先生の名前はありません。わたしはメモを取り出して「201」に間違いがないことを確かめます。小さなブザーが取り付けられています。ここまで来たのですから人の目につく前に…と、思い切ってブザーを押しました。

 しばらく間があった後、中から物音がします。先生はいる…。ドアが薄く開けられました。先生はちょっと驚いた様子でした。

 「あ、どうも…。何か忘れ物でもしてましたか?」

 『忘れ物』と聞いてわたしは少しがっかりしました。少しは喜んで弾んだ声で迎えてくれると思っていたから…。でもすぐにそれは勝手な妄想だったと思いなおしました。家庭教師を務めた女の子の母親が突然自分の家に現れたのですから、その理由は忘れ物を届けるくらいのことでしょう。

 でも、わたしにとっても『忘れ物』を届けに来たのだと思いなおしました。

 「中に入れていただいてもよろしいですか?」

 先生は慌ててドアを大きく開けて迎え入れてくれました。

 「すみません、日曜日なのに突然おじゃまいたしまして。先日はお礼状までいただいてありがとうございました。かえってお気を遣わせてしまってすみません。ご住所も書いていただいてありがとうございます。近くまで来る用事もあったものですから寄らせていただきました。これ、つまらないものですけど、よかったら」

 わたしは先生に逢えたら言おうと思っていたことを述べたてて、お菓子の入った紙袋を差し出しました。

 「こちらこそ、先日は過分なボーナスまで頂戴して、今日はまたお土産まで…」

 足元には先生の靴やサンダルが乱雑に置かれています。男の人の部屋に来てしまったことを感じさせます。 

 「どうしましょう…上がって頂くにも散らかしたままで…」

 先生は紙袋を受け取るでもなく困惑しているようです。

 (やっぱり、お邪魔したりしない方がよかったかしら…)

 後悔の念が頭を過ります。

 「とにかく、ちょっと片付けますからしばらく…」

 きっとお部屋の中も散らかっているのでしょう。困惑して慌てている先生…。

 「いえ、突然お邪魔したのはこちらですから…」
 「とりあえずどうぞ…」

 先生はそう言ってドアを閉めてくれましたが、本当に上がっていいのかためらわれました。急に手を掴まれました。

 (あっ…)

 勢いよく部屋の中に引きずり込まれます。その弾みで持っていたお菓子の入った紙袋とお花を投げ出してしまいます。靴も履いたままです。

 「あの…靴…」

 ヒールを脱ごうとしますが、先生はわたしを床に押し倒してしまいました。そして、先生はわたしにのしかかり、掌でわたしの口元を塞ぎました。先生がこのような行為に及ぶとは想像していませんでしたが、いつまでもまわりくどい状況でいるよりもずっといい…と思ってしまいました。口を塞がれていると、買って来たお花のいい匂いがしました。わたしの好きな匂い…。

 (大丈夫です…悲鳴をあげたりしませんから…)

 先生はわたしのスプリングコートのベルトを外して左右に開きます。わたしは夜な夜な夢想していた先生とのセックスの幕開けに気持ちが昂ります。そんな気持ちに応えてくれるかのように、先生はわたしの身体中をまさぐり始めました。

 先生がわたしの服を脱がせ始めました。わたしが夜な夜な夢想していた先生とのセックスのときは、わたしは始めから裸でしたから、こうして服を脱がされることに気持ちが昂っていきました。先生がスカートをむしり取るように引きずり下ろします。わたしは先生がこのまま下着まで脱がせてしまいやすいようにと両手で顔を覆いました。ふと先生の手が止まり先生の声がしました。

 「お菓子もありがたくいただきますが、今日のお土産は…お母さんご自身…なんですよね?」

 先生らしくない言い方でしたが、先生も興奮していることが感じられました。

 (ええ…。そうです…。先生の言うとおり…わたしは先生に犯されに来ました…。『忘れ物』を届けに来たんです…)

 先生がパンティに指をかけます。ずり下ろされるとお尻のところで引っかかりそうになります。わたしは思わずお尻を浮かせてしまいました。下半身が剥き出しにされていよいよ…と思ったとき、K子のことが頭を過りました。先生に少なからず好い気持ちを持っていると感じていたからです。

 そんなK子を出し抜いて先生とセックスしようとしている母親のわたし…。でも…わたしも先生が好きなのです。先生とセックスしたいとずっと思っていたのです…。そのために今日先生のお部屋を訪ねたのです…。

 (このことはK子には秘密にして…。「約束」してもらわなければ…。わたしが先生に犯されに来たことは二人だけの秘密に…)


わたしと先生とK子の物語の最初へ わたしと先生とK子の物語 5 わたしと先生とK子の物語 7 わたしと先生とK子の物語の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前