side 詩織 20-1
石見家 8時過ぎ
詩織がお風呂から上がり部屋でパソコンを触っていると
砂織が部屋にやってきた
「詩織いい?」
「うん お母さん お風呂とかまだよね」
「このあと入る予定 今あの人入ってるから」
「そっか 用事だよね」
「うん おさむさんの連絡先 教えてくれない?」
「おさむくん お母さんに教えなかったの?」
「詩織に聞いてって言われた」
(わたしとお父さんが部屋から出て行った時ね)
「わかった LINEでシェアするから」
詩織はパソコンからLINEを開いて
おさむのIDを砂織にシェアする
「ありがと」
「それで お母さん わたしとお父さん部屋から出て行ったとき
なに聞いたの?」
「あ…詩織となにしていたの?って」
「お母さん達が来るまで?」
「うん」
(おさむくん 答えたんだろうけど…)
「わたしのスカートの中みていたの
正直に答えたんでしょ?」
「うん そうね 正直に答えてくれたね」
「それて お母さんは?」
「興奮したんでしょ?と聞いたら赤くしていたけど
時間もなかったからそこまでだったわ
だから 会話したいから連絡先教えてって言ったら」
「わたしから聞いてって言われたのね」
「10時半以降に話してみるつもりだけど
詩織のパンツで興奮していたなら
硬くなっていたのかな」
「今日は我慢させちゃったから
だっこもさせてあげなかったし
割れ目も見たいって言われたけど
お母さん達 すぐ来そうだったから」
「あらあら…詩織のその部分もみたかったの?」
「おさむくん つるつるのが好きだから…」
「どれくらい好きなの?」
「1番好きなのはわたしたちぐらいの子なんじゃないかな」
「はじめて会話したときにも感じたけど…そうなのね」
「うん」
「詩織と二人きりになれていたら
いっぱいしていたの?」
「そうだね していたと思う
だっこさせてあげながら会話しつつ
おさむくんのおちんちん触っていたと思うし
…内緒だからね」
「それはわかってるわよ
それにしても…おちんちん触られるの好きって…」
「あ それは多分 自分で出来ないからじゃない?」
「あぁ、言われてみれば そうね
足でおちんちんシコシコするのはうまく出来ないね」
「でしょ だからわたしたちがしてくれるのはうれしいみたいだし
わたしもおちんちん触ったりするの興味あったから…」
「え? いつから興味持ってたの?」
「学校で性教育の授業あってね 去年」
「授業で…知らなかったわ」
「それでクラスの男子がふざけておちんちん見せてきたりもあって」
「あらあら…」
「どうしたらいいかわかんなくて
ゆいちゃんとゆきちゃんに相談したの」
「ゆいちゃんたちに…」
「そしたら おちんちん強く握れば大人しくなるって言われて」
「ゆいちゃん なんてこと教えるの」
困惑してしまう砂織
「実践してみたら大人しくなってくれたけど
わからないまま その子を射精させちゃって泣かれちゃったりして」
「うーん そんなことしていたなんて」
「それでその男子にバレンタインチョコあげたりしたけど
5年生になって会話もしなくなっちゃって」
「その年代は女の子より遊んでる方が好きだもんね」
「うん…くみこちゃんやさゆりちゃんが
ゆいちゃんとゆきちゃんとお昼休みに人のいないところで会話していたりするの
気になって 後を追いかけていったの」
「それって おさむさんの話をするために人のいない場所で?」
「うん そう だからわたしが無理矢理混ざった形になっちゃったの」
「そんな経緯だったんだね」
「おさむくんも困ったようだったけど
結局 わたしの押しに負けちゃったみたい」
「そんなにぐいぐいとしたの?」
「ちょっとね」
「それで 今は?」
「うーん ゆいちゃんとくみこちゃんはリードしてるね」
「そっかぁ 二人ともいい子だしライバルとして強いよね」
「うん わたし まだ胸も膨らんでないから
だっこするとき胸がないから」
「胸に頭当てるのが好きなのね おさむさん」
「うん そう」
「悔しかったりする?」
「そりゃ くやしいよ もう少し経てば膨らんでくれるのかな」
「こればっかりは…なんとも言えないね」
「あ そうだ お母さん 休みの日っていつ?」
「今週は平日は仕事で…日曜も仕事かな
来週 日曜仕事した代わりに月曜休みになってると思う」
「そっか じゃあ明日じゃなくて次の月曜に
くみこちゃんのお母さんと一緒にいたら?」
「え?」
「明日 午前中もくみこちゃんのお母さんも
ゆいちゃんちに来て貰うことになってて
空書読めるようになれて貰うの」
「ちひろさんもそんなことしようとしていたのね
わたしもまだまだ読み取りにくいし考えておくね」
「お母さんから連絡してね」
「うん わかったわ じゃ、そろそろ
お風呂行くから」
「うん」