4日め-1
昨日は、スッキリ眠れたように思ったが、朝になると、まだ頭が痛い。どうやら、出社拒否というか、鬱っぽいのかな?などと、薄っすらを起きてきた頭の中で考えていた。意識がはっきりとしてくると、いつもとは違うことにすぐに気がついた。
私の腕を、その子が抱きしめるようにして、寝ていた。裸ではないが、昨日と同じ色のブラのままで、タオルケットを腹の下までかけているので、起きないように、そっと捲りあげてみると、ブラとお揃いのショーツ姿だった。
「ちょっと、ねえ、君」
「あ…おはようございます。寝れました?」
「寝れたけど、何してるの?え?昨日泊まったの?」
「…はい。お邪魔かな?って思ったんですけど、そばにいたくて」
全くモテないタイプじゃないとは、なんとなく自覚していたが、そうは言っても、名前も知らない、20歳の女子大生と下着姿のまま寝てるなんて、この子は積極的なのか、ちょっと抜けている子なのか、わけがわからなくなっていた。
「頭痛いのは、どうですか?」
「え?あぁ…まだ、やっぱり痛いね。鬱っぽいのかもね。仕事し過ぎだったし」
「…うん…あ…どうかな?わからないですけど…やっぱり…エッチ最後までします?」
「君、めちゃくちゃ、積極的だね。したことないのに」
「ですよね。変なこと言ってると思ってますよ?」
「自覚あるならいいけど」
「でも…わかんないですけど、最後までしたら、痛いのが良くなるかな?って…。昨日もお口でしたら、良くなったって言ってましたし…」
「まあ、それは、そうだけどさ。とりあえず、今は、頭痛いし」
「あ…じゃあ、そのまま寝ててください。寝てるときに、ネットで色々と検索したんです。やり方とか」
「いや、でも悪いって。彼氏じゃないのに、初めてをしちゃうって」
「良いんです!ほんと…。だめ…ですか?」
腕をきつく抱きしめてくれば、柔らかな乳房の感触を感じつつ、上目つかいのような格好で、瞳を潤ませながら、見つめてくる様子に、断りきれなくなってしまった。
「…わかった…でも、初めてって、だいたい、うまくいかないから…無理しないでね?」
「…はい。やっぱり、すっごい優しいですね?」
その子は、足元へと移動すると、仰向けに寝ている私の股の間に身体を入れて、昨日と同じように男根を咥えこんでくれた。昨日と違うのは、時より舌を使って、根本から先端まで、舐め回してから、また咥えるという、テクニックが増えていたこと。
「やばい…気持ちいい…」
「…はい…頭、どうですか?」
「平気かも?…でも、ゴムないよ?」
「…大丈夫…です。あ、妊娠しても良いってことじゃなくて、大丈夫ってことです」
「安全日?」
「まあ、そんな感じ…です…」
俺は身体を起こすと対面で向か合うようになり、初めて、その子を抱きしめた。よっぽど酷いことをされたのかも知れない。その男の影を消したいのか?そんな風に思えば、なるべく優しく、滑らかな背中を撫で、そうして、おでこから顔を擦り合うようにして、唇を重ねた。
「ちゅ…ちゅぱっ…」
と、リップ音が響く。瞼をしっかりと閉じたその子に啄むようなキスを繰り返しながら、ゆっくりと舌先で、唇を舐めあげる。吐息混じりに開く唇から、舌を差し入れれば、絡み合うように舌を動かし、ブラの上から柔らかな乳房を撫で…指先で持ち上げるように揉み上げていった。
「はぁはぁ…はぁはぁはぁ…」
「大丈夫?」
「…はぁはぁ…はい…だいじょうぶ…」
背中に回した手でブラのホックを外すと、ビクッと、その子の身体が反応した。そのまま、ブラ紐を左右に広げていけば、手先から、それを引き取った。サイズもさることながら、形も綺麗だった。半球型の美乳。薄茶色の乳輪が小さく、その子の小指大の乳首。
「めちゃくちゃ綺麗な、おっぱい…」
「はぁはぁ…恥ずかしいですけど…嬉しいです…」
「舐めていい?」
「…はい…」
顔を埋めるように、その子の乳房へと顔を近づけて、頬ずりをすれば、顔で、形を変えた。その瞬間に、チクッと頭痛が再発したような気がした。ただ、興奮している私は『もう、この子と会えないかも知れないし、ここで終わらせたら…」などと、欲求に痛みを堪えて、その先端を口に含んだ。
「あっ…んん…んんっ…あっ…」
甘い声が漏れてくるのを感じれば、痛みもどこかに消えたようで、夢中で揉み上げて…乳首を舐めあげ続けた。もう片手で背中から手を這わせながら、ショーツのウエストへと手を入れれば、その子は脱ぎやすいように、少し身体を持ち上げてくれた。徐々に、それを釣り下げていけば、Vラインを整えたような、茂みが露わになった。
片足からショーツを引き抜き…対面で抱き合いながら、乳房を揉む、反対の手が秘部に触れる。そこは、柔肌ともまた違う柔らかな陰唇があり、まだ長い愛撫もしていないが、十分に濡れていた。
「あっ…んっんっ…はぁはぁ…あ…の…もう…最後…まで…して…ください」
「触られるのいや?」
「そうじゃない…んですけど。そのドキドキしすぎて…おかしくなっちゃいそうで…」
「でも、準備しないと、痛いよ?」
「平気です…お願いします」
抱き合ったまま、身体を反転させ、その子を枕へと寝かすと、俺はM字に開かせた、その子の身体の中心に移動した。そうして、いきり立った男根の鈴口と、陰唇に宛てがい、ゆっくりと腰を沈めていった。
「んんんっ!」
カリまで入ると、その先は壁のように、その子の大事な部分を守っていた。ノックするように、少しづつ、男根を出し入れすれば、
「はぁはぁはぁ…んんんっ!んんっ!んんっ!」
「痛いでしょ?やめよ?」
「平気…なので、最後…まで」