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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、同性後輩への優しい調教-1

*



由美香はまだトリートメントを洗い流していなかったから、清香は先に風呂から出て、部屋着に着替えると暗がりの中、布団に潜り込む。
先程の、由美香の卑猥な姿を何度も思い返しては、いてもたってもいられなくなった。
布団を頬の辺りまで被って、目をぎゅっと閉じる。

見せつけられた事実だけでなく、これまであの色香に誰かが触れ、精神的にも肉体的にも、あれ程までに彼女を成熟させた男たちの影にーー複雑な感情がないまぜになる。

具体的に誰と付き合っていたかさえも知らないが、経験が少ないとは言いつつも、おそらく徹底的に愛され、愛した男にも彼女のありようを見せるよう仕込まれたことが窺われたからだった。


ーーお付き合いする人には、全部知って……欲しい……から。


セックスした時に、興奮して言い放った由美香の言葉を思い返す。
彼女の痴態を見ることを許されたとはいえ……

清香の心がチリチリと焼け付く。

ぐるぐるとそんなことを考えていると、リビングに由美香が入ってくる音がした。

そして背後で布団が剥がされ、清香の体が由美香の細い腕に抱きしめられる。由美香は衣服を身につけてなかった。

「部屋着貸してくれる? 裸で出てきちゃった。このまま寝たら、風邪引いちゃう」

「すみ……ません……」

振り向くこともせず、小さな声で謝る。

「もしかして、さっきの幻滅したとか…?」

耳元で囁く声に、どきんっと清香の胸が高鳴る。

「そ、そんなわけ……。すごく、綺麗……だった。どきどきした」

「そうなの? 一人でシてるのなんて、下品でしょう。でもどきどきしてくれたなら、嫌な気はしないけど」

ばくばくと、心臓の音がうるさい。
抱きしめている由美香にもきっと伝わっている。
振り向くことができず、顔を熱くさせたまま、目を閉じたままだった。

「そうは言っても、何か嫌だった?」

清香のぎこちない態度に由美香が尋ねる。

「何も嫌なことなんか、してないです」

「ん、それならいいけど」

ぎゅっ、と力を込めて清香の体が抱きしめられる。
目を閉じながら、先程の由美香の自慰行為が思い返されて、もう我慢の限界だった。

複雑な感情がないまぜになったまま、ひどいことを言って、乱暴に扱ってしまいそうだった。

清香は腕の中で振り返ると、生まれたままの由美香の体を撫で回す。

そして唇を、由美香の柔らかな唇に押し当てた。

「ん、ふ……ぅ」

突然の行動にも厭うことなく、由美香は唇を半開きにして、清香の舌を受け入れる。
清香は自らの舌を、由美香の口腔内で激しく蠢かせた。

しばらく舌を這わせたあと、やっと清香は目を開けることができて、由美香の目を見つめる。

「これ以上、ギリギリまで虐められたら困っちゃうんだけど」

ふふっと由美香は優しく微笑む。
もう、しなやかな体をさらす由美香を前に、彼女を焦らすことなど難しいのに。
由美香はそんなことを言う。


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