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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、同性後輩への優しい調教-2

「そんなこと、できません……あんなの見せられて……」

清香は由美香の体のラインを確かめるように触れながら、首筋に鼻先を押し付ける。

「でも、ひどいこと思っちゃって……怖いんです」

「ひどいことって?」

前下がりのボブにカットされた清香の首元の辺りを由美香に撫でられる。
優しい指先が心地よく、気持ちいい。
自分が大事にされているのがわかる。
なのに、むくむくと沸き起こる複雑な感情に、さらに罪悪感がつきまとう。

「…先生が、こんなに綺麗なのは、誰のせいなんだろうって。エッチの時……すごく、綺麗だから」

「綺麗かどうかはわからないけど……清香ちゃんの前なら安心して裸でいられるから、普段より特別に見えるんじゃない? 無理やり笑う顔とか、敵意とか……作った顔、向けなくて済むんだから」

彼女の色香や、美しさを作り上げたこれまでの過程の話を、つまり、肉体や、外的な要因の話を清香はしたつもりだった。

由美香はそれを、清香に向ける表情の話として、もっと言えば内在的な話として受け取ったらしい。

清香の考えている、よこしまなこととは全く真逆の回答で恥ずかしくなった。
だが、その回答は清香にとって、嬉しかった。

知りもしない過去の男たちに、言いようのない不安を抱いたのに対して……由美香は安心しているからこそ、清香にそういう表情を向けるのではないかと。

「じゃないと自分から、あんなことできないよ」

理性を削られた由美香が、うわ言を言うように「清香ちゃんだから」と言ったのを思い返す。

「清香ちゃんになら見られても、いいって思ったからーーんっ」

清香は布団の中で由美香の体を組み敷く。

「電気……消して。恥ずかしいから」

由美香に言われ、手元のリモコンで操作し、明かりを落とす。
そして、体を密着させ、手で体を撫で回す。

「ずるい、そんなこと言われたら……先生のこと、もっと好きになる」

「ずるいことしてる自覚あるって言ったじゃない。でも、見られてもいいと思ったのは本当」

清香の部屋着の中にまで手を滑らせて、直接背中を撫でる。

「女同士が気持ちいいって教えたの、清香ちゃんでしょ? ずっと、お腹の中、きゅーってしっぱなし。……もう虐めないで」

そのまま背中を引き寄せられ、由美香に口付けをされる。
顔をひねり、愛しい男を誘うように、由美香は舌を絡める。
二人の唾液で舌が滑り、お互いの快感度が高まっていく。
しばらくキスして、唇を放すと、由美香に頬を撫でられる。

「清香ちゃんの舌、気持ちいい……清香ちゃんこそ、女の子にたくさん、ずるいことしてきたでしょ」

「な……っ。してない、ホテルでお泊まりとか、二回目誘うことも基本的にないし」

「すぐバイバイしちゃうの?」

「だって、相手に気を持たせるの、嫌じゃないですか。でも、性欲はそれなりにあるし……エッチはしたいから」


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