愛する弟の為の原点2-3
(あ…、日菜さんのくちがチンポに…!)
いよいよだ…、秋山は上半身を浮かせ前のめり気味にその光景を凝視する。日菜の唇が少し窄まる。そして日菜の右手が秋山の皮を根元に引き寄せると、初々しい亀頭がムキっと露出する。
(秋山くんも男なんだね…)
亀頭を見る度にオス的な魅力を感じる。赤紫色をした亀の頭のような形を見るといやらしい気分になる日菜。オチンチンと言うより生殖器と言った感じが物凄くいやらしく感じる。日菜は少年の生殖器に萌える。
「チュッ…」
日菜が亀頭にキスした。
「!?」
秋山のペニスに人生初の女の唇のファーストタッチに、嬉しくて胸が壊れそうだ。
(ち、チンポに女の口が…!ゆ、夢みたいだ…)
その光景をジッと見つめる秋山。この光景はきっと一生忘れないだろう。ゆっくりも何度も亀頭にチュッ、チュッ、とキスしてくる光景に、まだ復活はしないがペニスから緊張が抜けて行く。そして日菜が亀頭に唇を密着させ少し押し付けた後に離す際にポッと立てた音に胸がドキッとする。日菜の動きがスローモーションに見える。口からゆっくりと現れた舌が亀頭に伸びる光景を、やはり客観的に見える秋山。
(ああ、チンポに舌が…。あの気持ち良さそうな舌で今からチンポを舐めてくれるのか…。とうとうフェラチオが始まるんだ…)
日菜の舌に愛されようとしているペニスに嫉妬すら感じてしまう。それぐらい待ちに待った行為が始まる。
「ペロッ…」
とうとう亀頭に日菜の舌が触れた。
「んっあっ…!」
空き家は眉間に皺を寄せ顔を歪ませる。尿道口付近を柔らかく舐める日菜の舌に、秋山の体に激しい電流が流れた。
ゆっくりと丁寧なペロッ、ペロッ、と舐める日菜に体をビクンビクンさせながら悶える秋山。
「んあっ…、んあっ…!」
喜びを噛み締める余裕もないぐらいに悶える秋山。
(こ、これがフェラチオ…!き、気持ちいい…、超気持ちいいじゃないか…!)
こんないい事をされたら、そりゃあ自慢したくもなるな、そう思った。女にチンポを舐めて貰った事を自慢げに話していた友達の気持ちがよく分かった。
(女と付き合ったら、いつもこんないい事を普通にして貰えるのか…。欲しいな彼女…。毎日チンポを舐めて貰いたいな…)
秋山はペニスを舐める日菜をポーッと見つめながらそう思った。