石見家との会話 3-1
おさむと一緒に部屋に戻ると
パソコンの画面の前におさむを座らせる
ごちそうさま
「うん カレーもおいしかった?」
うん きったりしたの?
「うん 材料切ったりは少ししたよ」
けがとかは?
「へいき」
さおりさんとたかしさん
まだこないだろうから
「うん と言っても すぐ来るよ」
ちょっとだけ ぱんつみたい
「もう…がまんしてたの?」
「うん」
「じゃあ…M字開脚するね」
詩織はおさむの前でM字開脚をして
パンツを見せる
くろっちずらして
「割れ目見たいの?」
さすがにだめ?
「うん 火曜日までがまんして」
「うん」
詩織は足を閉じて座る
しばらくすると砂織達がやってくる
「詩織 なにしていたの?」
砂織が詩織に聞いてくると
「特になにもしてないかな
それで このあとどうするの?」
「うん そうね 午前中 パソコンの話してたし
午後は…空書?に慣れたいから
いい?」
砂織が詩織を見ながらそう言う
「お父さんもいい?」
「あぁ 午前中に話し込んだし午後は
詩織達が話してるのみてるよ」
「おさむくん これでいい?」
「うん」
ゆっくりかくね
いつもよりゆっくりと文字を書いていくおさむ
砂織とたかしは書いてる文字を
何度か繰り返して書いて貰いながら読み取る
「慣れてないと大変ね」
「そうだな 詩織は これ どれくらいで読めるようになったんだ?」
「わたしは…たしか2回3回会ったときかな」
ごーるでんうぃーくのときには
よめていたよね
「そうだね くみこちゃんと来たときには
だいたいは読めるようになってたね」
「子どもの方が頭が柔らかいからなのかな ちょっと落ち込むわ」
「書いてるの読めないとパソコンあるところ以外で
会話できなくなるな その場合 どうしてるんだ?」
たかしはおさむに疑問を聞いてくると
けいたいとって
「うん」
詩織はおさむの携帯をとると
ホーム画面にする
「ねぇ 詩織 パスコードあるのにどうして?」
「わたし知ってるから」
「それって おさむさんの携帯使えるように?」
「うん」
「おさむさん いいの?」
うん そうさたのむときに
「そうなのね」
もじばんあぷりひらいて
「うん」
詩織は文字盤アプリを開くと
たかしにみせる
「ひらがなの文字盤か これで打つわけだな」
さいあく こういうのもあるってわけだけど
けいたいでうつより
くうしょ よんでくれるひと いたほうがらく
砂織とたかしは書いてることを何回も書いて貰いながら
読み取っていく
「ごめんなさいね 何回も書かせちゃって
詩織に代読して貰うのはなれるためならだめだし」
「そうだね わたしが読んじゃうと慣れないと思う」
「詩織 これ 詩織だけじゃなく他の子も出来るんだよな?」
「うん ゆいちゃん ゆきちゃん くみこちゃん さゆりちゃん
あとね ゆかちゃんもすらすら読めてるよ」
「「え?」」
「ゆかちゃんというと…ゆいちゃんの妹だよね
しかも 料理教室をゆいちゃんちでやれるようにと
さゆりちゃんと真治くんもゆいちゃんちにって
提案してたし あの子…」
「ゆいちゃんの妹もあたまいい子なのか…」
二人ともゆかのことにも驚いてる様子だった
なんかいか
よんでいるうちに なれるとおもうから
ゆみさんもよめるようになったし
(あ おさむさん 旦那がいるから
ゆみちゃん呼び あえてしてないのね)
砂織は読み取りつつ
ちゃん付けしてないことを考えてしまってた
「そうだね さっきよりは読み取れるようにはなったし」
「だな あ トイレ借りていいです?」
たかしはおさむに確認すると
どうぞ
「失礼します」
「あ お父さん 場所わかる? ついて行くから」
「ありがと」
詩織が場所を案内するために一緒について行く
部屋に残った竿のはおさむに
「わたしたちがくる前
詩織となにしていたのかな? あの人には言わないから」
おさむは
パソコンの方で返事を書く
「スカートの中見せて貰ってた」
書いた後にすぐバックすぺーすきーで消していく
「そういうことしていたのね
詩織のパンツみて興奮したの?」
「え それは その…」
「赤くなっちゃって…
わたしもじっくり会話したいからいい?」
「たかしさんいるし今日は無理では」
「連絡先…LINE教えてくれる?」
「詩織ちゃんから聞いて」
「わかったわ 夜にLINEするからいい?」
「うん 何時頃?」
「そうね 10時半以降になるけど」
「起きてる」
「ありがと」
おさむは書いたことを消していく
そんなとき
詩織達が戻ってくる
詩織はおさむの様子が気になると
「お母さんになにかされてなかった?」
「詩織 人聞きの悪いこと言わないで」
「あ ごめんなさい」
へいき
「それならいいけど」
「あなた どうする? もうすこしいる?」
「詩織はどうしたい?」
「もう少しいたいかな おさむくんいい?」
「うん」