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巨乳女体育教師の相談事情
【教師 官能小説】

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翻弄される奉仕-4

「‥‥と、ところで先生ってどうしてあんなにフェラチオ上手いんですか?」

 総一が普段の調子を取り戻しながら率直な疑問を尋ねると、京子は「ああ、それはな」と言って語りだす。

「何年か前に男を喜ばせる方法ということで友人に聞いたら、フェラチオがいいと勧められてな。それから何百本もアイスキャンディー食べながら本で練習したんだ。その成果は今お前が実際に体感した通りだ」

「ま、参りました‥‥」

 総一は京子のフェラチオに思わず骨抜きにされかけるところだった。それこそ、このまま一緒に居られるなら、立場的にいいなりな存在になってもいいかな、と思えるくらいには。それぐらい京子は手コキの不慣れな素人の感じから一転してフェラチオは玄人の域に達していたのだ。

「永介は舐めてから1秒と持たずに射精したから正直参考にならなくてな」

「それはただの早漏‥‥いや、もはや過敏すぎて心配になるレベルでは」

 さり気なく永介を馬鹿にするが、京子はそれについては気にしなかった。というより、会話の流れ的にとはいえ自分からそういう許婚の相手を馬鹿にする話題を振ったことも総一からして意外だった。

「フェラチオはいいな。下から見上げていても北森の反応から私の方が優位に立っているんだという自信につながる」

 腕組みしながらドヤ顔で語る京子。そんな彼女に仕返しがしたくて、総一は思ったことを告げる。

「でも、先生自身は対して気持ちよくなってないならプラマイゼロじゃないですか?」

「‥‥むっ、確かにそれはそうだ。なんだかぬか喜びした気分だな」

 総一の水を差すように告げた事実に、京子は途端につまらなそうな表情を浮かべる。

「あ、それじゃあ先生も気持ちよくなりましょうか」

 総一が手をワキワキさせて性行為を期待すると、京子はたいして表情を変えず首を左右に振った。

「すまんが、私はこの後1年生のクラスで早退した先生の代わりに臨時の授業があるからその準備で早めに戻らないといけないんだ」

「え〜〜?」

 総一は不満そうな声を上げる。

「じゃあ、私は職員室に戻る前にお手洗いに行ってくるからお前は私が出た後で教室に戻ってろよ」

「はーい‥‥」

「こーら。あからさまに不機嫌になるな。続きはまた今度してやるから」

 京子にポンポンと頭を撫でられる。まるで聞きわけのない小さい子をなだめるようだ。それでも、総一の曇った表情は戻らない。

「じゃあな」

 そう言うと、空き教室からさっさと出て行ってしまう。一人でその場に残された総一は、引き戸が閉まる音を聞いてから曇った表情のままでつまらなそうに頭の後ろで両手を組んだ。

「(なーんだ。今日忙しかったのか‥‥)」

 胸中で改めて残念がる総一だったが、すぐに別のことを思う。

「(けど先生ってばなんだかんだで俺との時間作ってくれてるんだよなぁ。本人は自分のためって言ってたけどそれは素直に嬉しいよな)」

 許婚の相手と張り合えるくらいには見られている意識があった。というか、それぐらいの土俵に立てないようではこれから先出し抜くのは難しい気がする。

「(よーし、次のエッチなことのために今日は我慢しようっと!)」

 総一は次の京子とのエッチなことを期待するのだった。


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