背徳の口づけ-6
「あんっ、あぁっ、あぁんっ!北森ぃ!先生イッちゃうぅ!先生気持ちよすぎてイッちゃうぅ!あぁんっ、あぁっ、あんっ!」
京子は喘ぎながら絶頂が近いことを知らせると、総一は頷く。
「俺ももう少しなんで一緒にイキましょうね!」
ラストスパートをかけて、淫棒の往復運動がこれまで以上に速くなる。
「やぁぁっ、イクっ、また北森のオチンポでオマンコイッちゃうぅ!許婚以外のオチンポでイッちゃうのぉ!やぁぁっ、はあぁっ、はぁんっ!」
喘ぐ京子に向けて身体を前のめりにしながら、子宮口にコンドーム越しに亀頭部を押し付けて総一は射精する。
「出ますよ‥‥くぅぅ出るっ!‥‥うっ!」
――ドビュッ、ドビュッ、ドビュルルル!!
「ひぃぃぃんっ、あぁっ、ふあぁあぁぁーーっ!?」
女体育教師は絶頂の余波で甘い声を上げて身体を痙攣させる。一方、総一の欲望の精液はそのままでは子宮へと注がれるはずだったが、装着したコンドームが代わりに受け止める。
「はぁ、はぁ、はぁ‥‥!」
総一は呼吸を整えながら、コンドーム越しの自分の淫棒を割れ目からゆっくりと引き抜く。そして、装着したコンドームをすぐに外すとこぼれないように縛っておいた。
総一はセックスを共にし、同じように呼吸の荒い京子に声かける。
「先生また、キスしましょう」
「はぁ、はぁ、はぁ‥‥」
京子はぼーっとした様子のまま、総一の唇に自分の唇を重ねる。今度は抵抗や拒絶することはなかった。あるいは疲れ切っていて面倒だったかもしれないが、一応は受け入れてくれた。
「んっ、ちゅっ、ちゅぅぅ、んっ、ちゅるる‥‥」
何度目かになる口づけ。総一的には今日は何度も京子と唇を重ねた訳だが、さっきまでとはまた違う感じがした。
「今橋先生‥‥」
総一が囁くような声で名字を呼ぶと、それまでぼーっとしていた様子の京子は瞬きして早口でまくし立てる。
「い、言っておくが‥‥今受け入れたのはお前への文字通りの口止め料だぞ?け、決してお前に気を許した訳じゃないからな。だって先生は‥‥永介の許婚の相手なんだから‥‥」
「はいはい、わかってます」
総一からすればなにやら自分からキスする理由の苦肉な言い訳のように聞こえてしまって思わず笑みがこぼれる総一だった。