背徳の口づけ-3
「それじゃあセックスの前にチューってしましょうよ。付き合ってる恋人みたいに」
「なっ!?キスならさっきしただろ!」
京子は再度険しい表情で睨みつける。
「俺が物足りないんでしましょうよ。ん」
総一がそんなこと言って唇を突き出して口づけをねだると、京子は引き続き険しい表情を浮かべる。
「‥‥っ!」
このまままた先ほどのような押し問答を繰り返すのが嫌になったのか、女体育教師は悔しそうに唇を噛み締めてから目の前の男子生徒の唇に重ねる。
「ちゅっ、ちゅる、むちゅ、ちゅぅぅ、ちゅる、ちゅぅ、ちゅっ‥‥」
自分ら以外誰も居ない空き教室。生徒と教師が口づけを何度も交わす。交わし合う二人は自然に身体が動いて教室の壁際まで移動し、京子の方が壁にもたれかかる体勢になる。
「んっ、むちゅっ、ちゅう、ちゅ、ちゅぅ、むちゅ、ちゅっ、ちゅるる‥‥」
そんな甘美な時間に総一は興奮を抑えることができず、下半身の一部が反応するのは自然の流れであった。数分間のキスが終わり、総一は唇を放すと、二人の間には銀色の糸が引いた。
「はぁ、はぁ、はぁ、‥‥こ、これで、満足したか?」
呼吸を整えながら京子は尋ねる。もちろん、総一はここで終わらせる気などなかった。
「いや、セックス前にもうちょっとしたくなりました」
「えっ‥‥?」
総一は目を丸くしている京子のジャージのズボン越しの割れ目に当たる位置に指を這わせると、再び唇を重ねた。
「あ、北森‥‥ちゅっ、むちゅっ、ちゅるる、ちゅぅぅ、むちゅっ、ちゅぶっ‥‥」
女体育教師のジャージのズボンの上から擦りつけながら何度も口づけを重ねる。
「むちゅっ、ちゅぶっ、ちゅっ、ちゅる、ちゅぅぅ、ちゅっ‥‥」
その間にスリスリ、とジャージのズボン越しに秘部を撫でることを忘れない。キスと愛撫により、女体育教師の身体はセックスの準備を自ずと進める。
「ちゅっ、ちゅぅぅっ、ちゅっ、ちゅる、ちゅっ、ちゅぅぅ‥‥」
何度も、何度も唇を重ねる二人。これが数日前までは教師と生徒でも、ただの他人同士だったのだから驚きである。
「ちゅぅぅっ、ちゅっ、ちゅぶっっ、ちゅぅぅ、ちゅっ、ちゅるる‥‥」
キスを飽きるくらいには何度も重ね、唇を離し終えると総一がふと尋ねる。
「オマンコ濡れてます?」
「た、多分‥‥」
京子が自信なさげな様子で言うと、総一は確かめようとして両脇を掴んでジャージのズボンをずり下ろす。現れたのは地味なベージュ色のショーツ。それをすぐに下げると、愛液の糸を引かせていた。それを確認すると総一は制服のズボンのポケットからコンドームの箱を取り出す。
「またそれ使う気か?」
京子が尋ねると、総一は同意の意味でうなずく。
「生はまずいですからね」
昨日のように用意した薄いピンク色のコンドームをそそり立つ淫棒に慣れない手付きで総一は装着してセックスの準備をする。あっという間に淫棒にはコンドームが取り付けられる。