第三十四章 裕太を映見が撮影する3(秋生夫妻編)-2
「ああっー・・いいっいいっ・・・
裕君っ・・・もっと、もっとぉ・・・」
夫の名を聞いた途端、私の指が秋生さんをギュッとした。
「そらちゃん・・・おおっ・・おおほぉ・・・」
秋生さんの指も妻の名に反応する。
「ア、アキちゃん・・・」
閉じていた目をこじ開けるようにして、そらさんが声を漏らした。
「ち、ちゃんと・・・とってね・・・
わたしの・・・いやらしい・・ところぉ」
「お、おぉ・・・」
クネクネと腰を動かしながらの淫靡なセリフに、秋生さんの声も震えてしまうようだ。
私は励ますように強く握ってあげた。
その仕草を目ざとく見つけたのか、そらさんが挑発するように言葉と続けていく。
「さっきは・・・見せつけて・・・
あんっ・・・くれたから・・・
今度は、お返しよ・・・うぅっ・・・
覚悟しな・・・さい・・・」
時折、快感がせりあがるのだろう、身体をビクンビクンと震わせている。
私には、もの凄く理解できる。
だって、今、私のあそこは洪水のように濡れているのだから。
スワッピング三日目。
二回目のセックスが、激しい興奮で続いていくのだった。