女教師、濡れた臀部-6
だが、清香は舌を動かしはしなかった。ただ伸ばすだけで、清香を物欲しそうに見下ろす由美香をじっと見つめるだけだ。
「ん、意地悪……」
清香は手に力を入れて、由美香の臀部を捏ねる。
柔らかな臀部は形を変え出す。
由美香は清香の舌に乳房を押し当てるように、さらに前傾姿勢になると、腰を上下に動かす。
自ら体を動かし、愛撫をしてくれない清香に、ぷっくりとしたそこを舐めてもらうためだ。
「先生、やらし……」
「んう、して、くれないから……何して欲しいか、わかってるくせに」
臀部に触れる右手を掴むと、腰を動かしつつ、由美香は指先を舐めだした。
「ね……もぉ、して……。ナカ……欲しい」
清香だって、ナカに指を差し込み、濡れたそこをぐちゅぐちゅと、掻き回してやりたかった。
清香は由美香を立たせて、壁に手を突かせ、臀部を向けさせた。
臀を左右に開くと、果肉からは湯とは異なるとろとろとした粘度の高い体液が溢れているのがわかる。
「は……ん、恥ずかし……けど、も……ぉ、シて……。我慢……できない」
言われるがまま、清香は舌を伸ばした。ーーかと由美香は思った。
「は……っ、え、や、やだ……っ。んんぅ、そこ、違っ……」
期待していた場所とは、異なる場所が舐められている。
清香は由美香の排泄器官である場所を丁寧に舐めだしたのだ。
臀部を開かれ、半ば強く揉まれながら、清香の舌先で、もしかしたら入ってしまうかもないという強さで舐めあげられている。
「そ、そんなとこ、嫌……っ」
由美香はそこを誰にも触れさせたことがなかった。
興味を持った男性はいなかった。
先程丁寧に洗ったとはいえ、不思議な感覚に、ぞわぞわと鳥肌が立つ。
「お尻の穴舐めてるのに、オマ×コがひくひくしてる」
「あ、ああっ、下品なこと、言わないでぇ……！ な、ナカ、欲しい……から、仕方な……いでしょ……ぉ？！ んん、ぅ」
じゅるじゅるっと音を立てて、舐め上げられ、恥ずかしさも、快感も合わさり、由美香の頭が真っ白になっていく。
「はぁ、んんっ、そこ、変なのに、気持ちいい……んっ、ぅ、でも、そんなとこ、恥ずかしいから……！」
由美香の「変なのに」という台詞から、おそらく初めての行為なのだと察する。
男たちも、ここには触れていないということだろう。
「……すごく興奮する……。んんぅ、先生のココ、美味しい」
思わず、清香の口から本音が漏れ出る。
「は、ぅう、そんな汚……いとこ、なのに……っ」
「綺麗に洗ったでしょ？」
「そ、ぉ、だけど……！ んんぅ」
秘部と異なって、そこは左右に臀の肉を大きく開かないと舐めづらい。
だからこそ、清香は指に力を込めて、だが痛くないようにそこを開くが、丁寧に脱毛されたI・Oラインも、重なった果肉が広がって真っ赤に充血しているのも、丸見えだ。