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先生は僕らの女王様
【教師 官能小説】

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女教師、濡れた臀部-4

「てことは、あたしの体、好きなの?」

ふふっと笑って、由美香は意地悪を言う。
清香は答えられなくて、口を金魚のようにぱくぱくさせる。

「労わなきゃならない上司の体見て、「こういう気持ち」になるって言ったけど、どういう気持ちになのかしら……?」

普段の由美香なら絶対言わないような台詞を、清香の耳元で悪魔のように囁く。

「い、意地悪です。い、言わなくても、わかる、くせに」

「わからないから聞いてるんじゃない。生徒に説明するみたいに、指示語の内容を懇親丁寧に教えて下さる?」

「せ、先生、それ、ひどいっ」

清香は由美香の体を抱き寄せて、怒りながら言う。
由美香はクスクスと笑った。
だがすぐさま清香の目を、艶っぽい瞳で見つめる。

清香の目に映る由美香の瞳は、セックスの時のそれだった。
温かな湯に浸かっているにもかかわらず、ぞくぞくと腰に寒気が走る。

「平田先生の「こういう気持ち」……教えて欲しいな」

耳元で囁くからその声さえも刺激となりえて、清香は欲情する。

もし、翔や拓真を受け入れているというのなら、こんな風に誘うのだろうか。
それとも、先日のように無理やり発情させられ、獣の雌のように腰を振らされるのだろうか。

いずれにせよ、恋焦がれた女教師のそんな姿を想像するだけで、頭の中が真っ白になってしまいそうだった。

「先生と……エッチ、したくなります……」

意を決して、そう答えた。

「どんな風に……?」

答えたにもかかわらず、具体的なことを聞こうとする由美香は、清香のふわふわとした胸に触れる。
左胸に手を置くと、とくん、とくん、と心臓の音が伝わってくる。

「じょ、上司としての先生も好きだけど…………恥ずかしがるところ……が、かわい、くて……たくさん、した……くなる」

「何をしたくなるの?」

「恥ずかしがるところが可愛くて、たくさんしたくなる」というある意味攻めの台詞を言っているはずなのに、主導権は由美香が握っている。
この状況に、湯のせいだけでなく、羞恥で顔が真っ赤になる。


ーー清香ちゃんの指でナカ、触って……外側、舐められて……いきたい……の、これ以上言えないから……許して……!


そのくせ、思わず先日の行為の時に言われた言葉をありありと思い返してしまう。

「た、たくさん……焦らして……いきたいって、先生に、言わせ……たいです……」

「ふふ。労いたいなんて言いながら……上司のこと、恥ずかしがらせて、屈服させたいの? 清香ちゃん、エスなんだ」

どう考えてもこの状況は、一般的には「エス」だとは言い難い状況なのに。
由美香はそんなことを言う。
屈服しているのはこちらだ。心も体も掌握されているというのに。
この女教師を前に、ひれ伏すしかないというのに。


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