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三人の女性から愛と友情を受けたM男の心
【調教 官能小説】

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三人の女性の愛と友情-1

1、自己紹介

私は結婚をしたことあるものの、故あって今は独身です。年齢はまあ、高齢者のかなり手前といったところ。一人で暮らしております。
幼少の頃、知恵遅れと言われたことがありましたが、大抵は少し変わり者と見られる程度です。
昔から絵画が好きで一応画家ですが、まあ小遣い程度の稼ぎ、親戚一同で経営している会社の仕事をしており、それが主な収入源です。

2、旅行で旅館の仲居さんと仲良し

カノジョもいないので一人旅、ある温泉街の旅館に泊まることにしました。
サービスが良くて部屋まで夕食を運んでくれます。
人風呂浴びて部屋で横になっていると、トントンと扉を叩く音。反射的に「はい、どうぞ」と返事すると女性の仲居さんが夕食を運んで入ってきました。歳は四十前か。
小さい旅館なので、部屋でビールやら日本酒をついでくれます。今どき珍しいですね。
さて、料理を並べている時、彼女はテーブルの上に避妊具即ちコンドームが置いてあることに気が付きました。
「あれ、これは???」と彼女。
「すみません。掃除が行き届かなくて」
「いえ、、、、」と言葉にならない私。
「いえ、これは私のなんです」とやっと答えました。
「えっ、ではお連れさんは?」
「いいえ、私一人です」
私はコンドームを一人で使うなんて思われるのも嫌だし、何と言えばよいか。かと言って、一人旅でこんな物を使うなんて一夜限りの女性を求めてるなんて思われるのも嫌だし。
思わず「アレに使うんじゃないんです」なんて口走ってしまいました。
「アレに使うんじゃないって、ご自分の部屋で何しようと勝手ですよ」と彼女は即座に躊躇せずに答えます。
こっちはさらに慌てて「秘密にしておいてください」。
これには彼女も一瞬怪訝な顔をしましたが、すぐに「ご安心くださいまし。私どもはお客様のプライバシーは守ります。さあ、それよりまずはビールでもいかがてますか?」

3、仲居さんと懇談

「お客様は大変真面目な方とお見受け致しました。お客様の様な紳士的な方、好きですよ!」と少しはにかみながら言います。
「ありがとうございます。何だかドキドキします。仲居さんをスケッチしたいのですが、お願いできますか?」
「えっ、私をですか?こんな私でよろしかったらどうぞ。そう、絵の道具をお持ちですからひょっとすると画家さんかと思ってましたわ」
「いえ、絵で稼ぐのは僅かです。私のじいさんが始めた会社の仕事を手伝っておりまして、その収入で生活しております」
「いいですね。絵と会社のお給料両方で生活なんて」

4、仲居さんとますます仲良し

軽く鉛筆でデッサン、10分位で書き上げました。
「まあ、美人に描いて下さり、ありがとうございます。自分の部屋に飾っておきたい感じ!」
「どうぞ、よろしかったら差し上げます。また、別の日に描かせて下さい」
「ご幼少の時から絵は描かれていらしたのですか?」
「はい、確か五歳位から」
「まあ、凄い!どんなお子さんだったのかしら」

5、子供の頃の思い出話からさらに仲良し

「私たちって気が合いそうですね。一応、お名前をお互いに名乗りましょうか。私は佐藤明美と申します。お客様のお名前は旅館の受付通りですが、一応、、、」
「はい、私は田中三郎と申します」
「いいお名前ですね。じゃ、これから、明美ちゃん、サブちゃんって呼びましょう」

6、子供の頃に受けたいじめ

明美さんとお互いに子供の頃の話で盛り上がりました。
明美さんは子供の頃は勉学からスポーツ、音楽など全てが得意だったそうですが、図画工作が不得意だったとか。

ここで、私は小学生の頃いじめられたことを彼女に話すことになってしまいました。今まで誰にも話したことないのに、、、。話の概要は以下の通りでした。

「私は小学生の頃所謂いじめられたことがあります。もう、何十年も昔のことですが、今でも相手の顔など全てを鮮明に覚えています。
ある日、校庭の片隅で二人の悪童に相撲ごっこだか、プロレスごっこだか、ボクシングごっこだかを仕掛けられました。
それが二人増え、さらに一人増え、五人にある時は交代で、ある時は五人が一斉に。
その内に、いじめはゲーム性を帯びてきて、彼らが善玉と悪玉に分かれて、私を攻撃する役と助ける役、或いは一人が私を羽交い締めにして別の者が叩くとか、いろいろな遊びを交えてきました。
「おい、俺にもやらせろよ」
「次は俺の番だ」
私は思い切り相手を押したり引いたりして頑張りましたが、五人に代わり番こにやられ、力が尽きてがっくり。
もう夕方で子供たちは少ない中、女の子たちが数人集まってきました。目を真っ赤にしている女の子、今にも泣きそうな女の子やらいろいろ。
突然、「やめて!」、「お願いだからやめてちょうだい」と言う女の子の声。
「私、先生呼んでくる」と言って一人が立ち去りましたが、たまたま職員室には先生たちはいなかったとか。その女の子は戻って来た時にはいじめは終わっていましたが、女の子たちが「あした先生に言おうね!」と。しかし、私は恥ずかしさと情けなさで返事はできません。どういうわけだか、女の子に対して恥ずかしかったのです。その場から逃げたい気持ちでした。
今にして思うに、女の子たちにまともに答えられないことで、ますます恥ずかしくなったのだと思います。それから何十年も経ち、同窓会で女の子に会いましたが、全く別の話に花が咲きました。悪童たちは一人も来ません。

「みんな卑怯な子達ね。でもサブちゃん、よく頑張ったわね。頑張ってる姿、女の子も見てたのよ。私がその場にいても、その女の子たちと同じように感じたわ」
「でも、私、小学生の頃は力強かったから、その悪童たち一人づつ懲らしめたかもら。でも、今は男性には全然かなわないけど」
「私、同級生にはいじめられなかったけど、上級生、時には先生にも叩かれたことあったわ」


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