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はじめての快感
【その他 官能小説】

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出張-1

ゆう君の明日の出張先は私が住んでいるところだ。

「会えたら会おう」

きっと会わないだろうと思いながらも、
いつもより念入りにボディケアを行う私がいる。
きっと会わないだろうと思いながらも、
ゆうくんとの密会場所を調べてる私がいる。

ビジネスホテルで声は漏れるだろう。
ラブホテルで休憩にする?
先にラブホテルに入って向かい入れる?
それとと一緒に入る?
それとも私が後から来る?


ゆう君はドMらしい。
私の足の指を舐めてもらおう。
顔に跨って、私の陰部を押し付けて舐めてもらおう。
ご褒美にたくさんちんちんをいじめてあげよう。

きっと会わないであろう、ゆうくんとの一夜を妄想すると
久しぶりに私の奥の方がキュンと疼いた。
やっぱり会ってセックスがしたい。
そう思えば思うほど、妄想が止まらず私は自分を慰める。

私はもう所帯染みたおばさんなのだ。
こんな崩れた体見せれない。
ダイエットだって続かないし、甘いものは大好き。
使っている化粧水だってファンデーションだって、
洋服だってカバンだってチープなもので身を固めている。
私は外面も内面もそのまんま安い女なのだ。
現実がセックスしたい気持ちを止めてくれているように思う。


明日、会えたら会おう。


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