石見家との会話 1-3
おさむはセカンドマシンを起動させて
PC切替機で切替してディスプレイ表示も切り替える
起動速度がメインマシンより速いのをみて
たかしが口を開く
「必要最低限の構成だからか起動は速いですね」
おさむはセカンドマシンの方でも
ATOKPADを開いたあと
「そうみたいですね タスクマモージャー表示させますね」
タスクマネージャーのパフォーマンスタブを表示させると
CPU項目を表示させる
「4350G 4コア8スレッド…」
「5600Gの前のAPU…」
「メインマシンも12コア24スレッドとか
いらない性能だったりするけど
セカンドマシンは最低限の構成で組みましたが
普段使う程度ならこのマシンで十分だと感じます」
「おさむさんはゲームとかは?」
「ゲームは…ソシャゲとかスペック必要としないものだけなので」
「なるほど そうなるとAPUで十分と言うことになっちゃうんですね」
「はい 自己満足でRyzen9クラス…3900X入れたんだけど
少し後悔はしてます(苦笑)」
「どういうことで?」
「CPU入れ替え考えようにも3900から入れ替えとなると」
「あ…下のクラスを選びにくいと言うことですか」
「はい 5700Xにするとコア数減るし」
「なるほど」
「3700Xにしておけばよかったなと後悔してます」
「そう言うのもわかります はい 確かに」
詩織と砂織は
おさむ達の会話をみていて
(二人とも楽しそう)
(楽しそう お父さんもおさむくんも)
詩織が飲み物を口にして様子を見ていると
おさむは詩織の方を見る
「烏龍茶ほしいの?」
おさむの足下にコップを置く
それをストローで少し飲むと頭を上げる
それをみて詩織はコップをよける
「詩織 おさむさんのしてほしいこと
何も言わなくてもわかるんだな」
「なんとなく?」
ありがと
「うん」
「詩織 足で書いてる事ってどれくらい慣れれば読める?」
砂織がそう聞いてくる
「うーん わたしは結構すぐ慣れたかな
だいたいはひらがなばかりで書いてるし おさむくん」
いろいろまぜると
よけいこんらんするとおもう
砂織もたかしも読み取ろうとみるが
なかなか読み取れずにいて
詩織が代読して「あぁ 言われれば…そうみえる」と
口にしてしまうのだった
砂織は時間を見て
「わたし そろそろカレー作りに行くけど
詩織も来るよね?」
「うん お父さんはおさむくんと喋ってて」
「あぁ…」
砂織と詩織はエプロンを持って部屋から出て行くのだった