清々しい朝。そして、窓の外の2人-1
【清々しい朝。そして、窓の外の2人】
ー少し前のスウィートルームー
新婚初夜が明け、新婦の優子は穏やかな気分で目覚めた。
床から天井近くまで高さがある開放感のある窓から、朝日が差し込んでいた。
新しい人生を迎えて初めての朝。朝日に導かれるまま、全裸で着飾った優子が1人窓辺に立った。
「綺麗…」
朝日に裸体を晒した優子は、眼下に広がる街の朝焼けを前に、胸を満たす幸福感を噛み締めていた。
しかし、その直後、優子のその穏やかな表情が一瞬で嬉々と変化した。
「あっ、来た来た!あのバスがそうじゃない♪」
優子のテンションが上がったのは、ホテルのロータリーに進入して来るバスに気付いたからだ。
「うっわ、ピカピカじゃないの。あれって新車よね。もしかして、この日のために買ったってこと!」
朝日を照り返し、新車の輝きを放つバスは、優子の想像どおり、この日が初女運行だ。
今更ながらに、嫁ぎ先の各務(かがみ)家の財力に驚きつつも、だったら楽しい仕様もあるかも♪と、優子はワクワクした。
「うふふ、さすがエロ陽子ね。外から見えなくしてるってことは、エッチなことヤりたい放題じゃない。エロ陽子のプロデュースだったら、他にも何かしてるはずよね?」
昨日、合同結婚式を挙げた陽子は、夫の星司の双子の姉だ。義姉となった陽子は、自身のタワーマンションの部屋を、ラブホテル顔負けの特殊な仕様にするほど淫乱だった。卑猥なその部屋を思い浮かべた優子が、ニヤリと微笑んだ。
興味津々の優子は、全裸にもかかわらず、窓ガラスにペタリと張り付き、エントランスの少し手間に停車するバスを見下ろした。
「やだぁ、陽子さんたら、あんなに大きな字で、なに書いてるのよぉ」
バスの屋根には、パトカーの屋根に書いているような大きさで、【痴漢専用バス】と書かれていた。
これも優子を悦ばすために、スイッチ一つで表示されるギミックだったが、なぜか表示されていたのだった。
陽子のセンスに呆れた反面、そのバスで与えられる行為を想像した優子は、女体をゾクゾクと震わせ、股間が濡れてくるのを自覚した。
「濡れてきちゃった…」
自然と優子の白い中指が、無毛の割れ目の中に沈められていく。
ピチュ…
一旦、愛液溢れ出る淫らな穴に侵入した中指は、ニュルリと引き上げられ、卑猥な溝を滑って敏感な秘豆に達した。ピクンと震える女体。
「あふん…。朝からエッチなおまんこちゃんね。今日もいっぱい気持ちいいことしようね」
そのまま中指は、円を描くように秘豆を撫で回し、優子に快感を与え始めた。
「はぁ、はぁ、あのバスの中で、あんなことやこんなことが…」
これから体験するであろうことの想像が始まった。
「くうぅ…、や、止めてください…、いや、いやああああ!パンツ脱がさないでえぇ」
くちゅくちゅとした卑猥な水音と、妄想が中指の動きを加速させ、その快感によって、更に優子の妄想が発展していった。
「くっ、足を開かせないで!そ、そんな撮影なんて!いやあぁ、奥まで撮らないでぇ〜」
指で作ったV字で、割れ目をがっと開き、手にしたスマートフォンで、淫らな部位を奥まで録画した。
「ダ、ダメ、指は容れないで、そんな2本も…、あううっ、クチュクチュしないでぇ」
淫口の中の愛液を掻き出し、ピチュピチュと卑猥な水音を立てて、妄想に現実性を持たせた。
「あうぅ、そ、そんな大きなの無理よ!いやあ、おまんこ壊れるうぅ…、アアン、いや、いや、電車じゃないのに、ああん、え、駅弁ファックはダメだぇ…」
身近にあった固定式のディルドに股がり、尻を上下に動かして、臨場感を味わった。
「う、うそよ!感じてなんかないわ!で、でも、ああん、ああん、気持ちいい、もっとして、もっとして、ああん、もっと、おまんこ犯してぇ」
こうして、集団から痴漢される悦びを想像しながら、優子は胸を揉みし抱き、淫らな
女体に快感を与えていった。
しかし、もう少しで達しようとした時だった。