初めての性接待 (2) 【イラストあり】-6
鼻先を押し付け成熟した女体の匂いを嗅いでまわる。
ゆきをうつ伏せにし、大きな尻肉に顔を埋め汚れた股間の淫臭を胸いっぱいに吸い込む。
「ゆき、お前今日から私の女になれ」
「そ、それは……ぁん! んんんん!」
「できないんだろう? それはお前が商売女だからだ」
「ぁああ……! ぁ、ぁあああ……!」
「商売女には商売女の接し方ってもんがある」
「んはぁ……ぁああ……! ぁぁあだめ、ぁあ……!」
「明日はフェラチオで私を起こせ、いいな?」
「んんふぅぅうん! は、はい……わかりました……ぁあああそこ……ダメ……ぁああ!」
「徹底的にお前を味わい尽くしてやる」
「ぁあああ、イク……ぁあああイっちゃうぅぅ……!」
Uは最後にゆきをイかせると、人妻の匂いと乳房やヒップの柔らかな感触を楽しみながら眠りについた。
*
「…………き…………ゆき?」
「あ、あぁ……え? な、なに?」
「どうしたの? なんかボーっとしちゃって」
「どうせアレでしょ? 昨夜も旦那さんと夜遅くまで……むふふ」
「あー、納得」
週が明けた月曜日。
麗美、華子、真由とは部署は違うがこうして月に何度かランチ会を開くのが恒例となっている。
ゆきは精一杯明るく振る舞おうとするが、先週末から連日のセックスでゆきは疲れ果てていた。
文字通り、セックス漬けの毎日だった。
木曜の夜、夫にレイプされたことから始まり、金曜午後はW、夜はUの相手を務めた。土曜は朝からUへフェラチオ奉仕を行い、当然のようにまた膣と肛門、両方の穴に中出しされた。
ショックと疲労でくたくたになったゆきがビジネスホテルへ戻るとWが待っていた。
部屋で性接待の労をねぎらわれ抱きしめられたときには、不覚にも涙が出た。求められるがままにまた抱かれたが、自分のことを心配しているはずのWがなぜまた自分を傷つけるようなことをするのか、正直理解できなかった。ただ、身も心もボロボロのゆきにはもうどうでもよかった。
彼の力だけが唯一の望みなのだ。この男をつなぎ止めておかなければならないという意識が、頭の片隅で働いた気がする。Uに中出しされたままの両穴を上書きするように、Wもまたゆきの二つの穴に射精した。
事後、今日のうちにWの所有するマンションへ引っ越すように言われた。
びっくりするような高級マンションに、暮らしに必要なものが揃えられていた。部屋探しも引っ越しも面倒くさいと思っていたゆきにこれはありがたい申し出だったが、新居のベッドで一人まどろんでいるとVがやってきて彼もまたゆきの両穴を犯した。
人生最悪の一日だと思っていた昨日は二人、今日は三人。この二日間、ゆきの前に現れる男たちのセックスの相手をひたすら努め続けた。
Vは土曜夕方から月曜の朝まで入り浸り、その間ゆきはずっと言葉にするのも憚られるような肉体奉仕をこなした。
常に全裸で過ごすよう求められ、彼の気が向けば挿入と射精を受け入れた。
衣服を着用していいのは、風俗店を経営していたという彼が用意したコスチュームを身につけるときだけ。女子高生、看護師、水着、ランジェリー、キャバ嬢のドレス、浴衣などあらゆる衣装を身に着け彼に奉仕し、身体中の穴という穴を犯された。コスプレの格好でフードデリバリーサービスの受け取りをさせられ、体操服やランジェリーから浮き出た乳首も、水着のVゾーンからはみ出た恥毛も、配達員に視姦された。
「そうそう、先週の美魔女図鑑みた?」
「え? あ、ああ……。ううん、まだ見てない」
「えーー? じゃあ私たちの活躍も知らないの?」
「あんたと真由は別に活躍してないでしょ」
「あはは、そっか……。みんなも取材受けてたんだよね。あとで見るよ……」
「それにしてもゆき、今日は調子悪そう。大丈夫?」
「あ……うん……だ、大丈夫だよ!」
「そう? ならいいけど……」
心配そうにゆきを見つめる麗美の視線がいたたまれない。
彼女らにもいずれ夫との別居、離婚を報告することになるだろうと思うと気分が重い。みな、自分たち夫婦をおしどり夫婦だと思っている。自分だって、そう思っていた。
それがすべて破壊された。自らの愚かな過ちによって。
「…………ゆきー……? ゆきちゃーん……?」
「あ、あぁ……あ、ご、ごめん……また私、ボーッとしてた?」
不意に、精液が前後の穴から漏れ出てきてしまい気を取られていたのだ。今朝もVはゆきの膣とアナルに中出しを行い、それを拭き取ることも掻き出すことも許されず出社させられた。自分のスカートの中から明らかな精液の匂いが立ち上ってきており気が気ではないが、帰宅後Vにチェックされるため拭き取ることもできない。
「やっぱり変ね、今日のゆき」
「そ、そんなことないよ……! ちょっと仕事が忙しくて疲れてるだけだから……」
「ふーん」
麗美に股間のぬめりまで見透かされていそうで、落ち着かない。
この週末、自分がどんな時間を過ごしていたかを知ったら、彼女らはきっと心配し、同情してくれるのだろう。
しかしそこへ至った経緯を知ればどうか。軽蔑と呆れの視線とともに、自業自得と詰られるに違いない。
ぜんぶ、いらない。
ほっといて。
誰も知らないところで私はただ客の相手を務め続ける。
Wさんに助けてもらえる、その日まで。