秘書の仕事~デモンストレーション-8
何よりも冴子をおかしくさせているのはこの口付けだ。
こちらが舌を引っ込めても逃すまいと絡め、引きずりださてしまう。小鳥が啄むような優しい口付けもあればくちゅくちゅと唾液が混ざり合い、ねっとりとした深く嫌らしい口付けもある。冴子はその口付けに心地よさを感じ、とろんとしていた。
『ミユちゃんのキス気持ちいいでしょ?わたしが教えたんだけどあっという間に上手くなっちゃって…今じゃわたし以上よ?ん、じゃあそろそろね。ミユちゃん、お願いね。』
三田の合図で村上は冴子の固く尖った頂を指先でピンと弾いた。散々じらされ、やっと与えられた刺激は想像以上に気持ちよく、身体中に電流が走ったような感覚になった。
「ふぅッ!…んんッ!んうぅッ!」
声が出てしまう前に、村上はすかさず冴子の口を塞いだ。
こちらが口を離そうと思っても執拗にまた塞がれる。更に乳首もキュッと摘ままれ、三田によって秘部も舐め回されている。体だけではなく、声すら犯されているのだと冴子は悟った。
「んーッ!んッんッ…んうぅッ!!」
冴子は声にならない悲鳴をあげ、同時に秘部から透明な液体が勢いよく吹き出した。全てを出しきった冴子は全身の力が抜け、ぐったりとしていた。
『あらあら、とっても気持ちよかったのね。
力も抜けたし、これで大丈夫よ。次も頑張りましょうね。』
冴子の体はピクピクと痙攣し、返事をする気力も無くただ頷いた。その様子に村上は満足し、カーテンの向こうへと戻っていった。
寺岡の説明も終わり、次の機器のデモンストレーションへ移る。どうか無事に終わるよう冴子は祈るしかなかった。