ご褒美-1
「ふっ…んっ!んっ!んっ!」
ぺろぺろと、先輩のモノを舐めていく。
「ぐ…ぁ…っ!や…めろ、やめ…ぁ…っ!!」
舌で舐めるたびにとうま先輩から声があがる。
(これ…が先輩…の…)
(他の人より…大きくて…かた…い…)
それまで無理やりに、とうま先輩以外のモノを受けさせられていたせいか、好きな人が相手だと違った感覚に感じられた。自分がスルことで先輩が声を上げるのを聴き、うれしくさえ思ってしまう。
(先輩…ごめんね、少しでも気持ちよくなって…)
「んっ!んぅっ!は…むぅ…んっんっんっ!」
いつの間にか夢中になって舐めていく。そうすることで、今の状況から逃げたかったのかもしれない。
「あず…!やめ…ろ!やめろおおおおっ!!!」
「きゃあ!!!」
身体が床に投げ出される。
「とうま…せんぱい…?」
とうま先輩に…蹴られた?
呆然として先輩を見ると、涙を溜めた瞳で睨みつけられた。
「やめろって言ってるのになんでお前やめねーんだよ」
声が、今まで聞いたこともないくらい冷たい。
その声音に返す言葉が見つからなくなる。
そして、先輩は怒りをぶつけるかのように、わたしをなじり始めた。
「お前そんなに男とシたいの?」
「え……」
「今もすげぇ気持ちよさそうだもんな」
「な、なんで……」
なんでそんなことを言うの?
そう思うが言葉が出てこない、すると先輩は言葉を続ける。
「どうせ先生とも楽しくネタんだろ?」
「…ほんとは、お前が誘ったんじゃねーの」
「………」
なんでそんなことを言うの?なんで…なんで…。
「嫌がってるふりしとけばオレが許すとでも思った?」
「…もういい、こんな女と知ってれば付き合ったりしなかったわ」
最後に吐き捨てるように言われ、先輩はもうこちらを見たくないとでも言うように顔を背けた。
「あーあwあずちゃん振られちゃった〜ww」
「まぁビッチだししょうがないよね〜〜w」
ゲラゲラとその場のみんなが嗤い始める。
「大丈夫だってー!トウマ照れてるんだよww」
「ほらしゃぶれよー!ww」
嫌がるわたしの口を、かえで先輩が指でこじ開ける。
後ろからはこうた君が身体と頭を押さえつけてきた。
「ん!!んんぅ!!んぅう!!」
(やめて!やめて!!)
「ほらほら〜ちゃんと奥まで咥えてやれよ〜?w」
「大好きなトウマ先輩のチンポだぞ〜〜!ww」
これ以上とうま先輩に嫌われたくないのに、とうま先輩の嫌がることはしたくないのに…!
無理やり咥えさせられ、髪や頭を掴まれ、激しく前後に動かされる。
「ん゛ん゛んっ!!んん゛っ!!んんんっ!!」
口のナカに入れられたモノが、更に堅く大きくなっていく。
押さえつけられる力も強くなり、とうま先輩のモノが喉奥にまで入る。
「んん゛ーーっ!!ん゛ぅーーっ!!!」
(くるしい!!!くるしいっ!!!)
そのあまりの苦しさにバタバタと手と足が動き抵抗しようとするが、それさえも押さえつけられた。
「すっげ、顔真っ赤になってるww」
「くるしそ〜〜ww」
「え?気持ちよさそうじゃね?乳首コリコリだしw」
じゅぼっ!!ぶじゅっ!!じゅぼっ!!
「あず…あず……ぅ…やめ…ろ」
「う…舌を動かさ…ないでくれ…」
先輩の嫌がる声と息遣いが頭の上から聞こえてくる。
動かしたくなくても苦しさに身体が暴れるように舌も動いてしまう。
「あずさ!あずさ頼む!も、もうやめてくれ…っ」
「ん!んぅーっ!!んんーっ!!」
(ちがうの!無理やり押さえつけられて…先輩…!)
「あっ!あっ!だめ…だ!出る…っ!!」
「あずさ!口を離して!!ぅ…ぁああ!」
「んぐううぅー!!んん!!やあああ!!」
ビュルッ!!
ビュルルルッ!!
口の中に出される瞬間に手に込められていた力を抜かれ、先輩の出したモノが顔にかかる。
「は…はっ…はーーっ!はーーっ!はーーっ!!」
喉を抑え床に倒れこむ。
息が苦しく涙が止まらない…
「うっ…うぅ…う……」
部屋の中にはとうま先輩のすすり泣く声と、部員達の嗤い声が聞こえてくる。
当たり前だが、この状況でわたしを気遣ってくれる人は誰もいない。
(とうま…先輩…)
苦しさで朦朧とする頭をあげ、とうま先輩を見ると、下を向きずっと泣いているようだった。
少しもこちらを見てはくれない。
「あずちゃんご褒美終わったね〜w」
かえで先輩が言ってくる。
「じゃあ、続き楽しもっか♪」
「んぅっ!!?」