ご褒美-2
「ん…んーーっ!!?」
そのまま顎を持たれキスをされた。
「ん!いや…んむ…んふううぅっ!!」
すぐに舌が差し込まれ、とうま先輩に手が届くくらい近い目の前でディーブキスが始まる。
「んっんっ…あずちゃん…もっと舌絡ませて…はむ…んっ!んっ!」
頭を動かせないようにように両手で挟みこまれる。
動かせる瞳でとうま先輩を見ると、いつの間にか顔を上げ涙に濡れた目でその様子を見られている。
「お?なんだ黒川、トウマに見られて興奮してる?w」
「ほら乳首見て見ろよwwキスだけでもうコリッコリだぜwww」
「ほんっとうちのマネージャービッチだよなww」
周りからそんな声が聞こえてくる。
(わたしは…厭らしいんだ……)
先生に無理やりされた時も感じてしまっている。
現に今、好きな先輩の前でこんな姿にされ犯されているというのに、何度も喘ぎイってしまった…。
その事実が心を蝕んでいく。
身体を2人に抱えられ、また長イスに乗せられた。
仰向けにされ、頭だけイスから出した状態でかえで先輩のモノが口に挿入される。
こうた君はわたしの身体を押さえつけながら、その身体を好きなだけ舐めまわす。
「なんだよ、あずちゃん口まんこも最高じゃん〜ww」
「じゃあボクは下に入れちゃお〜2本刺し〜〜♡」
「ン゛ッ!!ンン゛ッ!!ン゛ーーッ!!!」
苦しい。
暴れる身体は簡単に力で押さえつけられてしまった。
先ほどから息を整える暇もなく口に挿入され、呼吸が出来ない。
肺に酸素が届かないせいか目が霞み力が入らなくなっていく。
バチンッ!!
「あっ!!」
一瞬意識が飛んでいたのか気がつくと、怒ったかえで先輩の顔が目の前にある。
体制はそのままに髪を掴んで、覗きこまれている状態だった。
「なんだよもお!イイとこだったのに勝手に飛んでんじゃねぇよ!!」
「んっ!はぁっ!はぁっ!!く…くるしいです…せんぱ…んぐぅっ!!」
言い終わる前に容赦なくまたモノを口に突っ込まれる。
「そうだコウタ、今度意識飛びそうだったらケツ叩いてやれよw」
「りょーかいw」
それからは、更に2人の行為が激しくなっていった。
口には絶えずどちらかのモノを咥えさせられるか、キスをさせられる。
アソコには体位を変えながら、何度も何度も2人のモノを受け入れさせられた。
「おら!もっと喘げよ!おらっ!おらっ!!」
「や、やめて…い、いたい!やめて……」
…反応が悪くなってくると、すぐにお尻を叩かれる。
「お前らひでーwww」
「ケツ真っ赤じゃんwww」
誰もが、わたしがいたぶられる姿を悦んで囃し立てる。
中には自分のモノを取り出し、わたしの姿で自慰行為をしている者さえ出てきた。
(いつに…なったら終わる…の?)
(もう…もう…終わって……)
何度イっても、何度泣き叫び懇願してもその場全員を悦ばせるだけだった。
とうま先輩でさえ、いつの間にか周りと同じく囃し立てていることに気がつく。
(せんぱい……やだ…やだ…なんで…)
「ひっ!!あああぁあ!!!」
いつの間にか見ていた他の部員がわたしの身体を触り始める。
「黒川…もう慣れたろ?ちょっとだけな!ちょっとだけ!!w」
「大丈夫だって!手加減してやるから!なっ!!ww」
「ン゛ッん!ンッんん゛!ン゛ーーーッ!!!」
大勢に揉みくちゃにされ、もう誰のモノを挿れられ、咥えさせられているのかわからない…。
(おねが…い…助けて…せん…ぱい……)
わたしの意識は、真っ暗な闇の中に投げ出されるようにして沈んでいった。