side 優依 50-1
9時過ぎ 橘家 優依の部屋
(今日も少し遅めにLINEしよう)
優依は宿題を終わらせると
ゲームをしつつ時間を潰していた
時間を見ると9時15分過ぎになっていた
(そろそろいいかな)
「こんばんは」
(即返信なし…だね)
5分ぐらい待っているとLINE返信が来る
「こんばんは あやちゃんいたから」
「やっぱり あやおねえちゃんいたのね」
「服着せて貰うのとか慣れてなくて時間かかったり」
(全部脱いだのね えっちしてたのね…)
「あやおねえちゃんとしてたのね」
「うん」
「昼にくーちゃんとして…」
「妬いたりしてる?」
(え 妬いてる? あ そっか 少し妬いてるかも)
「すこし うん 妬いてるかも」
「来週の日曜日は」
「わたしの番だったね そういえば」
「朝からいっぱいあまえたいから」
「もう…」
「今週 いやなことだらけだったし
くみこちゃんがいてくれたからおちつけたけど」
「くーちゃん そーだね わたしに会いたい会いたい言ってたもんね」
「くみこちゃんが代わりになってくれたけど」
「わたしにもだっこされたいんだよね?」
「うん だっこして貰いながら胸なめていたいから」
「あかちゃん…だね」
「だめ?」
「ううん 我慢させているから日曜日にいっぱいしてあげる」
「月曜も火曜もあえるよね」
「うん 4時半ぐらいに帰宅するから
少しだけしか時間はないよ?」
「それでも甘えさせて おねがい」
「わかったから…」
(甘えん坊すぎるね 今週はとくにそう)
「ゆいちゃん かおみせて」
「あ ビデオ通話にするね」
ビデオ通話に切り替えると
おさむが画面越しで笑顔になってるのをみて
(おさむくん うれしそう)
「今日もピンクのパジャマかわいい」
「ありがと」
「おねがいしてもいい?」
「なにを?」
「ボタン外してブラも見せて」
(え? そういうお願いなのね)
「もう…くーちゃんやあやおねえちゃんとしたんでしょ 今日」
「ゆいちゃんのもみたいの」
「ブラだけだよ?」
「うん」
優依はカメラ越しにパジャマのボタンを外していく
(全部外さなくてもいいよね ブラ見せるだけだもん)
「これでいい?」
「うん 薄いピンク色…」
「シンプルなものだから
かわいさとかはあんまりないけど」
「うちとしては こういうのが好きだから」
「ありがと くーちゃんのはどんなのだった?」
「くみこちゃんのは薄い黄緑色のだった」
「くーちゃんのパーソナルカラーだね」
「うん 緑系はくみこちゃんというイメージ」
「明日はしおりちゃんだよね」
「不安」
「お母さんとお父さんもついてくるから?」
「うん 会話どうしよう」
「大丈夫だよ わたしのお父さんの時と同じじゃない?」
「パソコンの話だけになりそう」
「そうだね わたしも自作出来るようになれたら
楽しいのかなぁ」
「しおりちゃんに色々聞いたらいいんじゃない?」
「うん このパソコンに今のところ
不満もないから当分先になるかもだけど」
「問題なく使えてるよね?」
「うん 壊れたりはしてないみたい」
「よかった 中国メーカーだから不安要素も」
「中国系ってあんまりよくないの?」
「いろいろ いいイメージがなくて
ちゃんと調べなかった うちが悪いんだけど」
「あ リストアップの時?」
「うん」
「今のところ 問題起きてないから…うん」
「そういう点だと しおりちゃんは自作だから
ちゃんと作れば問題ないし」
「そっかぁ しおりちゃんのおとうさんが
自作出来ていたのが強みなんだよね」
「うん うちのお兄ちゃんとかゆいちゃんのお父さんは
そういうの興味ないから」
「そーよね 自作出来ない人だと出来合い買わないとだもんね」
「価格的に考えてリストアップしちゃって」
「できるだけ安いものって選んだんだよね」
「うん 問題なければいいかな」
「今のところは大丈夫そうだから データだけは
外付けハードディスクにいれてあるし」
「それなら大丈夫そうね」
「うん 明日はしおりちゃんたと楽しんでね」
「うん 明後日 夕方」
「わたしの家でね」
「ボタンかけていって」
「あ ブラはもういいの?」
「みれたから 満足したもん ありがと」
「じゃあ 元に戻すね」
優依はパジャマのボタンをかけていく
「そろそろ時間だよね」
「うん 10時過ぎたね おさむくんも明日は早めに起きないとね」
「うん 自分で起きなきゃ」
「しおりちゃんに起こして貰えないもんね さすがに」
「うん 明日は一人で起きる」
「じゃあ 月曜日ね おやすみ」
「おやすみなさい」
優依はLINEを終了させると
トイレに行ってからパソコンをシャットダウンさせる
(問題なく動作しているから大丈夫そうだけど
あとでこのメーカーのこと調べてみよう)
電気を消してベッドに入り就寝する優依だった