蹂躙-3
「あっ…やめて…ちょっと本当に…んぅっ」
ベッドに押し倒された妻は、自分がハジメ君にやったようにフェザータッチをされ必死に声を堪えながら健気に抵抗した。
「杏奈様、甘いですよね」
「んふっ…何が…んっやめなさい!」
「以前話してくれたじゃないですか。本番を強要する客や嬢が嫌がる行為を要求する客の場合は事前に持ち込んでたポケットブザーを鳴らすって」
「ひっ……んんんっ」
「初めての客とか、そういう行為があった客の相手の時は近くに車で待機してるんでしょ?
怖いお兄さんが」
「ひぁっ…やめなさい…今までお金を使ってくれた常連さんだから…んっ…今ならまだ許してあげるから」
「決別のつもりだったようだけど、僕が手を出すことは想定できたでしょ?」
「んんんんんっ…くふっ…ぅぅぅ…あんっ」
「可愛い声出ましたね」
「もう!笑うな!あっちょっいぃぃぃぃっ…」
「それなのに怖いお兄さんを待機させなかった…実は期待があったんですよね?」
「それは違ぁぁあああっ!待ちなさい!それやめて!やめ…もぉぉぉ…」
抵抗しようとハジメ君を蹴ろうとした足を掴まれてひっくり返され、四つん這いに転がされたところで愛液にまみれた肛門に指を入れられたのだ。
「抜きなさいよ…ねぇ、本当に許さないから」
「指を話してくれませんね。ほら、力抜いて?力抜いたらほぉら出し入れされて気持ちいいですよねぇ」
「いやだってばあああ!もおお!お願いだからやめてよぉおお!」
半泣きになった妻なんて初めてかもしれない。
「嫌なら締め付けないでほら杏奈様…あー力を抜いちゃったから2本入りましたよ」
「あんっあっ………あっ…ねぇ、お願い…私ね、旦那とちゃんと家族になりたいの…はぁぁぁ…あっ…赤ちゃん欲しいから…治療するために…お金がいるからこの仕事…あっ」
ハジメ君の指が止まった。
「……そうだったんですね。そういう経緯が…じゃあ僕が杏奈様を堕とすわけには」
ヌポンッと音を立てて指を抜き、妻の緊張した太股の筋肉が弛緩したと同時に再び肛門に指が2本入り、妻は仰け反った。
「あっいやっ!」
「やめませんよ杏奈様、本当にやめてほしいなら何でアナルの中が綺麗なんですか?全然塊どころか色や匂いも指につかないじゃないですか。自分で洗ったんでしょ?」
「あぁぁぁぁっ!もううるさい!バカぁ!もう本当にこんなの止めるのぉぉぉ!」
泣き言を訴えながら悶える妻に、ハジメ君は容赦しなかった。肛門を苛めながら鍵を探し出し、手錠を外した。自由になったもう一方の手で、同時に全身をくすぐりながら愛撫した。
妻に教わった、くすぐったいのは即ち気持ちいいということ、それを妻が自身の体で思い知らされているのだ。
乳首をくすぐり、上半身を痙攣させながら乳首でのオーガズムを迎えそうになると指が離れた。仙骨をくすぐられ、アスリートのように太股の筋肉が盛り上がるほど痙攣すると指が離れた。
「じゃあそろそろ…」
「待ってぇぇ嫌だよぉぉ…んんんぅぅ…」
肛門に指が入ったまま、もう一方の手もラビアを広げ、膣穴へ指を2本埋めた。
「杏奈様分かりますか?ここ、これがGスポットですよ」
「ひっひぃっあぁぁぁぁお願いもうやめて…もう…いぃいやぁぁ…」
「ゆっくりゆっくり…強くなくていいんです。小さな子供の頭を撫でるように優しく慈しむように…分かりますか?」
「ひっ!あああああやめてぇぇぇぇっ…おっおねっおねが」
「分かりますかと聞いたんだ!耳がないのか!」
「ひっ!分かります分かりますわかりますごめんなさい」
「しっかりお返事できましたね杏奈様、偉いですよ」
「あぁぁ…………もう本当にやめて下さい…普通の家族を作りたいんです…」
「抵抗し続ければいいだけですよ。じゃあ少し刺激を与えていきましょうか」
ぬちゅ…ぬちゅ…ぬちゅ…
「はぁぁ!いっいやっ!あぁぁ…や、やめて…んぐぅぅぅ」
妻は四つん這いでシーツを掴んだまま動けなくなっていた。
「今度は少し強めにしましょうか。これは快感に慣れてない女性なんかは痛がる場合もありますが、杏奈様なら大丈夫でしょうね」
ぬっちゅぬっちゅぬっちゅぬっちゅぬっちゅぬっちゅ…
「んっんっんっんっんんんんんんんんんんんんっ…」
「これをもう少し早く…」
ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅくちゅ…
「いっひぃぃぃっひぃぃぃっひぁっひぁぁっいやあああああ…」
「続けますね」
くちゅくちゅくちゅくちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…
「あああああ!もうダメ見ないでぇぇぇぇ!」
太股の激しい痙攣で指が止まった。寸止めだ。
「3分経ちましたね、いきましょうか」
くちゅくちゅくちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…
「ねえ!ねえ!やぁめええてえええええええ!んんんぅああああああっ!」
太股の痙攣でまた止まった。