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活字でお願い
【若奥さん 官能小説】

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キッチンAM10:00-1

今朝も夫が出社してから2時間もしないうちに家事の全てが終わってしまった。

特別なことはしていないけど、褒められても良いくらい家事は完璧にこなしている。子供の頃からの性分で、いつもキチンと片付けをしていないと気持ち悪いので、特別なことをしなくても家の中はいつも綺麗だった。

なんとなく見ていたSNSに、広告が流れる。人妻が浮気をしてしまう大人向け漫画の広告だった。
1人で家で暇を持て余してると、どうしてもこういうちょっとエッチな方向に意識が向いてしまう。
キッチンでコーヒーメーカーが琥珀の液体を抽出する様子を見ながら
「昨日のはちょっと惜しかったなぁ…」
昨夜の夫との営みを思い出して、美緒はスカートをめくって、ショーツの中に指を這わせた。

結婚して3ヶ月、あの夢のような新婚旅行から普通の生活に戻ると、夫との営みもなんとなく”普通”になってしまい美緒は物足りなかった。
昨夜は、いつもよりも長めに前戯をしてくれて、昂った美緒は夫の恭介に立ちバックをねだった。
恭介は仕方ないなぁと言いつつ求めに応じてベッドから下り、後ろを向いた美緒の腰を掴む。
ドレッサーに手を付きお尻を突き出した美緒の濡れた割れ目にぺニスを突き立てた。
いつもとは違う刺激に美緒は嬌声をあげる。
恭介がピストンする度にヌチャヌチャと粘質な音がし、ガタガタとドレッサーが揺れた。

決して夫の恭介との体の相性は悪くなかった。
しかし、昨夜のsexもドレッサーの揺れる音が近隣に聞こえるのではないかと気になり、恭介は途中で立ちバックをやめてしまった。
そんな風に、なんとなく、平常の生活に合わせてSEXの方も可もなく不可もなく、な感じになってしまうのが少し不満だった。

南国への新婚旅行では、当たり前のように目が合えばキスをし、人目を気にせず抱き合った。
ホテルの部屋に戻ればベットの上ではもちろん、キッチンや食卓、シャワー室、ベランダ…。あらゆる所でお互いの体を求めあった。
ビーチの岩場の陰や、ショッピングモールのトイレ、レンタカーで出かけた先、星空の綺麗な丘の上でのsexは今でも蕩けるような思い出だ。

クチュクチュと粘質な水音が指の間から漏れてくる。
片手をキッチンカウンターについて脚を少し開く。
履いているショーツを下ろし片足を抜いた。
緩やかな風が濡れた部分をなでる。
掃除をしていたので窓を開けたままだった。流れ出た陰汁が太腿まで濡らしている。
「こんなふうにキッチンでしてくれてもいいのに…」

頭の中で想像する。
狭いキッチンでカウンターに手をついた美緒の後ろに、大男が立っている。
美緒の腰をガッシリと掴むと、力任せに、男の反り立った男根を、熟した柿のように濡れ崩れそうな密穴に捩じ込む。
凶暴な快感が股の間から全身を駆け巡る。
男は大きく長い男根で、密穴のヒダが蠢く様を堪能するように、ゆっくりとピストン運動を繰り返す。
ミチミチに広げられた陰穴と男根の隙間から泡立った愛液がポタポタと床に溢れ落ちる。
興奮した美緒は思わずはしたない言葉を口にしてしまう
「もっと激しくして…壊れるくらいおまんこ突いてぇ」
窓の外に聞こえたかどうかは分からないけど、その状況にも美緒は興奮していた。
指の動きを早くし、入れられるだけ奥を掻き回す。
頭の中の男は両手を前にまわし、片手でクリトリスをクルクル捏ね、もう片方の手で乳房を鷲掴みにした。
ブラを邪魔そうに剥ぎ取り、手に余るほどの柔肉を力任せに揉むと、ぷるんと尖った琥珀色の乳首を指の間に挟み捻る。
「ひゃぁんっっ…!痛くしたらいやぁぁ…ん」
大男の腰のピストンが早くなる。
力強く男根を犯り込む度に、ヌチュッヌチュッと卑猥な水音がキッチンに響く。
いくつかの小さなアクメの後に大きな波がやってきて、陰穴はギュウギュウと男根を締め付ける。
男の怒張も硬さを増し、ついにビクビクと爆ぜた。

美緒はガクガクと膝を震わせ、キッチンの床に座り込んだ。床には滑りのある小さな水溜まりがある。

こんなに感度が良くて、sexが好きなのに、どうして夫は答えてくれないのだろう。
キッチンペーパーで指と陰部と床を拭い、湿ったショーツを洗濯機に放り込むと、フラフラとソファへと倒れ込んだ。レースのカーテンの向こうに秋晴れの青い空が広がっている。

その空を見ながら、おもむろに美緒はスマホを開いた。そしてフリーメールのひとつを開く。
『遂行しました』一言打つと、送信ボタンを押した。

あの人からのメールの指示で自分の脳内と身体を犯す。なんて気持ちいいのだろう。
美緒には映像や声ではない、活字で想像を膨らませ興奮する癖がある。
今日も、朝起きてすぐ、昨夜の夫との営みを細かく”あの人”に報告した。もちろん満足できなかったことも添えて。すると間もなくあの人から返信が来る。
「今朝も報告ありがとう、刺激的で興奮したよ。君はまだ刺激が足りないようだから、私の妄想を贈る。遂行する度に君は私の理想に近づいてくれる、楽しみだ」
家事が終わる頃、あの人から”大男に自宅のキッチンで犯される妄想”が送られてきた。
あの人はいつも美緒の願望を満たすようなメールをくれる。

明日はどんな風に活字で犯してくれるのかな。
あらわなままの陰部に指を這わすと、まだヌメっと濡れている。
またスマホを開き、美緒はあの人にメールをした。
「掃除とオナニーが終わって、窓の開いた部屋に居ます。カーテンはレースのものだけ閉じてあります。もう一度犯してください。」
こんなイレギュラーなおねだりメール、あの人からのメールがすぐに届くとは限らない。
待ち遠しくもジリジリしながら指でクリを弄ぶ。
決して会うことは無い、美緒の中の”あの人”を想像しながら。


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